1 :
STAR21:
昔の話ですが、VHDならぬAHDがLDに対抗して登場
とかの記事を読んだことがありますが、AHDって何ですか?
2 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/02 11:02 ID:FWQa.yc2
VHDディスクにニセビデオ信号の形で
ディジタル音声データを書き込んで
専用のデコーダーとセットで、現在のCDみたいな
ものにしようとした規格。
#「ニセビデオ信号でディジタルオーディオ」は
#昔βデッキとかで実際にあった
だからLDの対抗馬でなく、CDの対抗馬と思われ。
普及が見込めるVHDプレーヤー + アダプタの構成だから
専用のプレーヤーを使うCDより安くなる…と当時は
信じられていたらしい。
#ディスクはVHDのだから、当然VHDサイズ
結局製品は出なかったらしい。
2とほとんど同じだが
DAD(Digital Audio Disc)規格戦争(?)に名乗りを上げた1規格。
当時(1980頃)PCMプロセッサとVCRを用いたデジタル録音が
民生品で製品になっていたが、それと同じ原理で
VHDのビデオ帯域に記録したデジタルオーディオデータを再生させる。
量子化14bitサンプリング44.056kHz(NTSC)/44.1kHz(CCIR)だったと思う。
当時SONYもほぼ同じ大きさの円盤でオーディオ系展示会に参考出品
していたから規格を考えた時点では結構現実的だったのではないか
と思うのだが、結局PHILIPSと組んでCDを出した。
結果MD(今のMiniDiscとは違うので、念のため)共々CDの前に敗れ去り、
DAD規格はCD方式が定着した。
と、CDの技術解説をしている本には必ず出てくる。
>結局製品は出なかったらしい。
ビクターのみから出たと思われ。
5 :
2:01/09/02 13:32 ID:97HML7wM
>>結局製品は出なかったらしい。
>ビクターのみから出たと思われ。
へー、知らんかったー
ご教示感謝。
6 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/02 13:48 ID:vQQ2yLNs
>>5 AHDプロセッサーの型番「AD−7000」
198000円。
ソフトには「CALIFONIA GIRLS」とか
「小倉百人一首」とかあったみたい。これ以上詳しいことしらん。
あと、QXのソフトが出たんかどうか、知ってる人がいないかなぁ。
知識としてしっときたい(なんか役に立つわけでもないが)。
VHDがケースに入っているのは、松下幸之助の前で、
LDとVHDとの品評会みたいのがあって、
LDがわの人が、ディスクにわざと指紋をたくさんつけた。
それで再生すると、LDはなんとか再生できても、
VHDはみるみるだめになって、松下の顔は青ざめたとなんかの
本で読んだ。その対策として、VHDはケース入りになったとか。
MV−DISCやDVD−RAMには、ケース入りがあるのも
その教訓だろうか。
逆にパイオニアは、RWにケース入りを採用しないのは
LDの時のそのことが頭から離れないからか。
7 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/02 13:53 ID:Gaad4BlM
VHDがVideoHomeDiscの意味だから
AHDはAudioHomeDiscの意味なのか?
8 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/02 13:59 ID:xN5MjIfs
おかげでビクター音産からCDが発売されたのは
相当遅れたわけね。
9 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/02 14:28 ID:45GxYkR6
「DAD」って言い方も懐かしいねぇ。
CD普及前夜の1984年に買った「ナナハン・アンプ」
ヤマハA-750のセレクタにはDADって書いてあったよ。
つか、今でも使ってるけど、ナナハン・アンプ(w
10 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/02 16:04 ID:vQQ2yLNs
>>7 ちゃいますよ。
VHDは、ビデオハイデンシティディスク。
AHDは、アドバンスドハイデンシティディスク。
11 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/02 17:01 ID:9iPFelJA
VHS=ビデオホームシステムとは違うのか
12 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/04 03:05 ID:MtXM7d9c
・・・なつかしいっ!
AHDねぇ、今、手元のVHDソフト総合カタログを見ると、
AHDのソフトは、16作品あるね。
5800円が1枚、6800円が8枚、7800円が7枚。
いずれも発売元は「日本ビクター」(「ビクター音楽産業」じゃない。)
あと、どうやって再生できるのかよくわからないんだけど、
「INTER ACTION」っていうVHDソフトもある。
「VHDプレーヤー」のほか、「パソコン」と「VHDインターフェイス」が必要です、って書いてあるけど。
13 :
野次馬:01/09/05 09:53 ID:KVASc7lI
VHS:Video Home System
VHD:Video High-Density Disc
AHD:Audio High-Density Disc
AHDは、DAD規格でのCD対抗馬だったが、
CDの先進性・小型化に気付いた松下が、CD指示に回ったので、
その時点で、VHD・AHDの命運は尽きたと思った。
14 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/05 10:00 ID:FnD3U9.U
DCCで反MD陣営だった松下が今じゃポータブルMDの御三家だからねぇ
15 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/05 11:53 ID:2rl7onq2
デジタルの静止画も再生できた
16 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/05 12:20 ID:iGRwF7O6
>12
MSXパソコンで映像がDVDのような感じのメニュー画面で楽しめた。
今のパソコンにとってのCD-ROMのような使い方。
17 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/05 23:30 ID:n6IFnDLs
12です。
>>13、まちがってるよ。
10さんが書いてるように、AHDは、
advanced high densityって、ビクターのカタログに書いてある。
でも、CDの対抗馬だったわけね。
18 :
STAR21:01/09/06 00:06 ID:f/4sdrKA
13さんと17さんへ
結局、AHDって日本語で言うと何?
19 :
名無しさん┃】【┃Dolby:01/09/06 00:09 ID:6f/UYZf2
AHD=アコースティック、ハイカラ、ドリップ製法
20 :
STAR21:01/09/06 00:32 ID:f/4sdrKA
19さんへ
ほ、ほー、なるほどね。さすがですね 19さん!
そう言われるとわかりやすい。
21 :
野次馬:01/09/06 09:11 ID:/.lEeohI
13です。
17さん、御指摘有り難うございます。
わたしの説明不足だったので、補足させて下さい。
正確に言えば、AHDのAは、Audio・Advancedの両方正しかったのです。
CD登場前の1980年当時には、次世代デジタルオーディオ規格として、
CD方式とAHD方式が名乗りを挙げました。
この時は、AHD:Audio High-Density Discでした。
多分、アナログレコードの生産設備が流用出来る事、VHDとAHDで、生産設備が流用出来る事を考え、
大儲けを企んでいたのでしょう。
ところが、家電の大御所松下が、CDの簡便性や将来性を評価し、CD指示に回った為、
それまでオーディオフェアなどで、並列展示やAHD指示の会社も、一斉にCD指示に変わりました。
で、ビクターのみAHDを出したくても出せない状況に追い込まれました。
そこでビクターは、OEM供給でCDPを発売し、急場をしのぎました。
で、AHDは路線変更、デジタル静止画&デジタル音声のニューメディア(Advanced High-Density Disc)として、
当初の予定から大幅に遅れて、やっと市場に登場しました。
しかし、こんな際物、誰も見向きもしなかった。
22 :
STAR21:01/09/06 15:35 ID:f/4sdrKA
21さんへ
1ですが、よくわかりました。ありがとうございました。
23 :
ヒズマスターズヴォイス:
AHDとは、
アフォドモ
のことです。
VHDとは、
ヴァカドモ
のことです。・・・あれ、これじゃVKDになってしまった (鬱