>>784 高域が狭いゼンハイザーのリケーブルは無意味です
なぜならリケーブルの効果は数十kHzの高周波(超高音)ほど大きくなり、
数kHzの中低音では効果がないからです
このグラフが分かりやすいでしょう
http://www22.ocn.ne.jp/~cavalier/fan/image/caglp01.gif ケーブルが太いほど抵抗値は下がります
このグラフでは断面積8平方mmのケーブルより16平方mmの方が抵抗値が低いです
「自作ケーブル」と書かれているのは皮膜効果を狙ったケーブルの結果です
「皮膜効果」とは高周波の抵抗値を下げるために導線にコーティングを施すことです
高周波(高音)ほどケーブルの外側を流れる性質があるので
導線の外側に導電性が高い銅や銀をコーティングすることにより高周波抵抗値が下がるのです
上のグラフでは10kHzから抵抗値が有意に下がっています
HD800も皮膜効果を狙ってOFCに銀をコーティングしたケーブルを採用しています
しかし上の図を見て分かるようにHD800の上限帯域である20kHz程度では殆ど効果が出ていません
30kHz以上の高域でないと効果はでないのです
HD800のケーブルはドライバーの性能と比べてほぼ無意味と言っていいでしょう
まして10kHzが上限のHD25やHD598ではリケーブルは無意味です
「ゼンハイザーのリケーブルを試したが効果なかった」
それはあなたの耳が悪いからではありません
あなたのヘッドホンが悪いのです
ドライバが高性能なaudio-technicaはリケーブルの効果が有意に表れる30kHzや40kHzまで出ます
http://jp.ikyoto.cc/img/ATH-AD2000X/AD2000XFR.jpg