スーパーハイビジョン8192X4320 Part.21
記者 「8k4kプロジェクター上映による450インチの “スーパーハイビジョンシアター” を見ました」
「すばらしい高画質です」
「最前列で見ても、まったく粗がみえません」
「逆に言えば、解像度がちょっと高すぎるという気がします」
「しかもそう感じたのは、フル解像度8k4kカメラではなく、その3分の1の総画素数の疑似8k4kカメラで撮影した映像です」
「一説には、フル解像度4k2kカメラの画質は、疑似8k4kカメラの70%程度の画質であるとされています」
「そうすると、70%→100%→280%となり、
フル解像度8k4kカメラの必要性は薄く、また、フル解像度4k2kカメラでも十分な画質、という事になりますが、違いますでしょうか?」
技研 「画質は単純に“数値化”できません」
「4k2k三板カメラの合計画素数を100%とすると、スーパーハイビジョン四板カメラの合計画素数は133%です」
「しかし画質は 100%⇔133% ではありません」
「勿論、正しく数値化できないにしても、原理的には6板カメラ=200%なので 『200%以下である』 とだけは言えます」
「つまりスーパーハイビジョン四板カメラの画質は、133%〜200%の範囲であり、
さらに言えばその中間くらいでは無く、どちらかというと200%寄り、となります」
「まあ仮に 170%とすれば、100%⇔170% → 59%⇔100%、
必ずしも正確ではありませんが、スーパーハイビジョン四板カメラの画質を100%とした場合、
フル解像度4k2kカメラの画質は59%くらいであり、 70%にはなりません」