スーパーハイビジョン8192X4320 Part.21
記者 「低消費電力化、 動画ボケの改善、 色の改善、 バックライト部分駆動によるコントラスト改善」
「どれもパッとしません」
「液晶はすでに省エネであり、動画ボケもあまり気にならないレベルになっています」
「色もとくに大きな不満はなく、バックライトによるコントラスト改善も原理的に大面積の黒にしか効果がありません」
「繰り返しますが、いま、日本メーカーは危機的状態なのです」
「激安フルHD液晶では海外メーカーに全く太刀打ちができません」
「日本メーカーは1インチ5千円程度のテレビを大量に売っていかなければ、確実に数年以内にほとんどが潰れてしまいます」
「だれが見ても “圧倒的に違う” と感じるレベルの画質でなければ、高値で売れないのです」
「それが4K2K液晶テレビである以上、日本メーカーは迷わず4K2K液晶テレビに全力投球すべきではないでしょうか?」
技研 「4K2K液晶テレビなど、韓国にも台湾にも中国にも、簡単につくれてしまいます」
「韓国・台湾・中国・日本 勝つ国はどこでしょうか? 負ける国はどこでしょうか?」
「残念ながら日本が負けるのです」 「そして最大の勝者は中国です」
「フルHD液晶で負け、4K2K液晶でも負けてしまえば、それこそ日本メーカー全滅につながりかねません」
「逃げるが勝ち、ということわざの通りにするのが、一番良いのです」
「今、日本が積極的に4K2K液晶テレビに打って出れば、海外メーカーを刺激し4k2k市場への参入を誘うことになります」
「自分で自分の首を絞めるに等しい愚策でしかありません」