スーパーハイビジョン8192X4320 Part.21
記者 「そもそも、家庭用テレビに8K4K画素が必要なのですか?」
技研 「基本的に、一般家庭において視聴するテレビとしては、フルHD以上の画素数は不要です」
「NHK技研としましては、いままで無用な批判を避けるために、あえて本当の理由を伏せてきましたが、実は、
8K4Kは『人々がそこまでの画素数を求めているから』ではなく、
あくまでも『テレビ技術の正常進化を促がすために必要』ということなのです」
「もしNHK技研が率先して4K2Kを開発してしまった場合、日本でも世界でも4K2K規格が普及してしまいます」
「そうなると、少なくとも“放送規格”の範囲においては、正常進化が4K2Kで完全に止まってしまうのです」
「放送規格は“永遠に”8K4Kに進めなくなるとまでは言いませんが、先進国でも8K4K放送への移行が50年遅れます」
「これはテレビ受像機ばかりでなく、放送用カメラ、放送用機器で極めて高いシェアを有している日本にとって大問題なのです」
「4K2K規格を世界中に広めてしまったら、それほど高くない技術力でも機器の製造が可能となり、日本はすぐに追いつかれ、
放送用カメラ等のシェアを外国に奪われます」
「8K4K規格を世界中に広めれば、非常に高い技術力でなければ機器の製造ができないので、
放送用カメラ等のシェアを、現在と同じく日本が独占し続けられるのです」