2011/05/15
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819595E3E7E2E2EB8DE3E7E2E7E0E2E3E386989FE2E2E2;at=ALL 【日本経済新聞】 液晶ディスプレー、高画質・安価な新材料を開発 慶大
> 慶応大学の小池康博教授らは、大画面液晶テレビ向けの高画質で安価な液晶ディスプレーに使える新材料を開発した。
> これまでのように高価なフィルムを使わずに色むらをなくせるという。
> ディスプレーの消費電力は従来の半分にでき、量産化が実現すれば製造コストも半減できるという。
> 国内メーカーと組み、2年後の製品化を目指す。
> 消費電力が従来の半分のバックライト、安価な偏光板保護フィルム、色むらのない散乱フィルムを開発した。
> いずれもアクリル系の透明樹脂を使う。
> バックライトは数マイクロメートルの微粒子を入れて平行光を出すようにした。
> 偏光板保護フィルムは複数の樹脂原料の混合比を工夫、
> 散乱フィルムにはバックライトとは異なる性質の微粒子を入れた。
> これらを使えば現在の液晶ディスプレーのように、色むらを抑える高価な「位相差フィルム」を組み込まずに済み、
> 新興国メーカー品との価格競争力を高められるという。
> 小池教授は「液晶の生産プロセスが根本から変わる」としている。