スーパーハイビジョン8192X4320 Part.16
> あまりの3Dへの傾注ぶりに懸念の色をみせる関係者もいる。
> ある関係者は、
>「サムスンやLG電子も、3Dテレビは製品化しているが、彼らは、これがグローバルで戦うための技術になるとは思っていない。
> 3Dは非日常体験として、テレビ視聴の一部として利用するものであることは、将来に渡って変わらないであろう。
> だが、日本のメーカーのCEATECでの展示は猫も杓子も3D。
> これが日本メーカーが世界で戦う体制づくりが遅れることにつながるのではないか」と指摘する。
> 別の関係者は、
> 「3Dテレビの価格下落が予想以上に進んでいる。実際の販売も計画通りには進んでいない。
> これで利益を確保する思想が外れようとしているなかで、あえて3D技術を訴求する意図が分からない」と語る。
> CEATECをお祭りとするならば、3Dを使った盛り上げは的を射たものといえるだろう。
> だが、いまの日本の電機メーカーにはそんな余力はないはずだ。
> 3D提案がビジネスにしっかりとつながる形にならなくてはならない。