■プラズマの「焼き付き」について
プラズマでいわゆる焼き付きと言われている現象は、
新品のプラズマを点灯させた瞬間から表示した映像ごとに起こっています。
画素を使ったら暗くなる、これがいわゆる焼き付きと言われている現象の原因です。
蛍光灯は点けた瞬間から徐々に暗くなって行くのと同じように
当然プラズマも徐々に暗くなった後に明るく復活する事などありえません。
焼き付きをメーカーが保証外としているのはその為です。
つまり蛍光灯が暗くなったから不良品だ!交換しろ!なんて言うようなものだからです。
当然の事ながら同じ画素だけを使用し続けたら他の画素より早く暗くなります。
そして極端にそれが進めば酷使し続けた画素だけ目立って暗くなる、これがいわゆる焼き付き。
特別な事ではなく使ったからその場所が暗くなる、ただそれだけの事です。
じゃあ焼き付きあるんじゃないか!と言いたくなりますが、
現在のプラズマは画素の輝度が半減するのに10万時間かかると言われています。
つまり1割暗くなるためには2万時間必要となります。
当然他の画素を全く使用しない状態において1割の差ですから、
他の画素も何か表示していた場合は同様に暗くなるわけで。
つまり1割の輝度差ですら、それを生むためには2万時間以上の固定点灯・固定消灯の差が必要となります。
この事からも固定表示があるゲーム5時間プレイしてたら焼き付いた!なんてのが、
いかにありえないことか理解できると思います。
原理的に焼き付きは有ります。が、もはや気にするようなレベルでも無いという根拠がこれです。
では、なぜプラズマテレビにだけそのような表記があるのかと言えば、
液晶テレビは基本的にバックライトが個別の画素とは別だからです。
液晶テレビも使えば使うほど暗くなりますが、画面全体が次第に暗くなるだけだからです。
プラズマテレビは表示した画像によりそれぞれの画素が暗くなるので、
表示した映像により暗くなり具合が画素ごとに変わります。
逆に言えばLED制御の液晶は、LEDが多数点灯しているので、
個別のLEDごとに劣化し輝度差が生まれると思います。
焼き付きの原理で言えば、LED制御を行っている液晶は焼き付くという事になります。
LEDが多くなればなるほど、プラズマと同じ焼き付きを背負うことになりますね。
当然の事ながら液晶でもプラズマでも明るくすればするほど輝度低下は早まります。
暗くして使った方が長く蛍光体の寿命が持つのは間違いないです。
でも暗いなと思いながら我慢して使うくらいなら、満足の行く輝度で使った方が良いと思います。
我慢して20年使うより、好みの画質で10年使った方が良いのでは。まあ倍変わるとも思いませんが。
プラズマテレビの雄であるパナソニックはそもそもゲームを特別視したモードは用意していません。
それで何も問題が起こっていないのが何よりの証拠だと思います。
>>287-288 多くのプラズマ所有者が納得するのがこの意見
対して、焼き付きを異様に恐れるのは実際には所有してない奴ばかり
これが焼き付きの実態
大半は残像現象を焼き付きと早とちりしてると思う。
自分もDVD見ながら寝落ちして朝メニュー画面が残ってた事がある。
焼き付きやっちまったとあせったが一日テレビ見てたら消えた。
所有者ならそんな経験を積みながら残像と付き合ってるから
ゲームをしても焼き付きまで行かない程度というものがだんだんと判ってくる。
焼き付きは言わば日焼けを通り越したやけどの状態
日焼けが怖いから日中は外に出られないなんてのが持ってない奴の考え方だ。