スーパーハイビジョン8192X4320 Part.13
家族全員で3Dを見る場合、そのうちの一人が、3Dでは非常に激しく酔いが出る、とします
その一人はテレビを見ないか、
あるいは「2Dで見る」しか方法はありません
偏光フィルム方式の3Dならば簡単に、
両眼右または両眼左メガネがつくれ、3D映像を2Dで見ることが可能になります (メガネは10円〜100円程度)
しかし、
液晶シャッターメガネでは現実的に、それは不可能です
右映像のみ、または、左映像のみを常に見るとすれば、液晶シャッターを左右同時に開け閉めしなければなりません
1/120秒間白→1/120秒間黒となり、はげしい明滅(ちらつき)が出てしまい、とても鑑賞できません
そこで、簡易的にちらつきを低減させます
画面輝度の平均を3D同期発信機で送信し、3Dメガネで受信します
その平均に応じた光をメガネ内に搭載されたLEDで光らせます
こうすれば少なくともちらつきは、大幅に減って見えます
もちろん画質的にはかなりコントラストが弱くなり、また、
1画面内で暗⇔白が存在する場合、やはり暗部がややちらついて見えてしまいます
それでも一応は支障なく2D映像が見れるのです
普通の3Dメガネにその機能を必須搭載すべきです