http://bbs.kakaku.com/bbs/00490111151/SortID=10571298/ 『雨は大敵。防滴機能の過信は禁物。』
C「カメラ内部を保護」する目的を持つ防滴機能は、本来であれば、本件のような「撮影中に雨が当たった」場合の対策を念頭に入れたものと解されるが、
今回の経験からすると、この防滴機能は、単に販売用の宣伝にとどまるといわれても致し方ないようである。
このことは、購入者向けの使用説明書には、セールス・ポイントである防滴機能やこれを前提としたと見られる記述が全くないことからも明らかである。
すなわち、使用説明書によると、「このカメラは防水構造になっていませんので、水中では使用できません。」という記述に続けて、「
万一水に濡れてしまったときは、早めに最寄りの修理受付窓口にご相談ください。また、水滴が付いたときは乾いたきれいな布で・・・よく拭き取ってください。」
と述べるにとどまっているからである。「
雨が当たって付いた水滴も、乾いた布で拭き取らなければ、カメラ内部に侵入して故障の原因となり得る」場合があることを前提として、
ユーザーに対し必要な対策を指示しているもので、防滴機能をアピールするカタログとの間に大きなギャップがあることは驚きでさえである。
D本機がタフなフィールド・ギアとして期待される役割を果たすためには、少なくとも、
「ある程度の雨でも大丈夫」といえるだけの防滴機能を備えることが不可欠であって、使用説明書も認めているように、
「水滴の付着に神経を煩わされながらの撮影を余儀なくされる」現状では、その役割を果たすことは困難であると思われる。