プロジェクタースレ、スクリーンスレを見て分かった事。
・昔はDLPが固定画素のプロジェクターの中でダントツに優れた
性能を持っていたが、3LCD・LCOSが急激に進化した今はそうでもない。
D-ILAに至ってはもはやDLPにネイティブコントラスト比で大きく差を付けている。
それどころかDLP全盛時に最低画質だった3LCDにすら追い抜かされつつある。
・プロジェクターの映像は視聴環境に大いに影響を受けるので
その視聴環境によって普及機のプロジェクターが高級機のプロジェクター
の映像のクオリティを上回ることはごくごく普通である。
言わば、プロジェクターは高性能であるほど、視聴環境もそれに見合ったレベルで
無ければ、宝の持ち腐れであると言える。
・現在の最新のプロジェクターはどれも昔に比べて急激に大幅に性能が向上している為
普及機・高級機問わず、迷光処理された専用ルームにてシュートアウトの同時視聴でも
しない限り、大きな違い(差)を見つけることは困難である。
逆に言えば、「完璧」に拘らない限り、現在の最新機種は低価格機種でも十分である。
と言う見方が可能である。
・スクリーンの違いによって画質は大きく変わる。などと言われているが
マット系スクリーンに至っては、少なくとも国内メーカーのスクリーンはどれも大差は無い。
むしろスクリーンによっては白壁クロスに投射したほうがよっぽど綺麗だった。と言うことも
普通にある。マット系のスクリーンは、例えスチュワート社の高級品のものだとしても
生地の反射特性が根本的に異なるビーズ系やパール系との差に比べれば微々たるものである。
極端に言えばマット系スクリーンは白壁クロスと大差は無いとも言える。