金曜の夜から日曜まで寝過ごしちまったぜ・・・
>585の続きでTRENDYの19-20型評価を纏めるぜ。
前回のまとめの評価方法の説明を端折り過ぎたので詳しく
@画質:BDレコーダーから出力した映像(地上デジタル放送、ブルーレイソフト)をHDMIでテレビ本体に
入力して検証。標準モードで、ニュース、映画、スポーツなどのコンテンツ映像を目視で評価
したほか、HD映像計測ソフトで画質を定量測定した。
A音質:低音から高音までバランスはとれているか。音量を高めても音は破綻しないか。音質は薄型
テレビの弱点。スピーカーは構造上、薄型化が難しいからだ。大手メーカーも克服しきれない
壁である。
B操作性:低価格機には動作が遅くストレスが溜まる機種も多い。リモコンの感度、設定画面の操作感
を見た。ビジオ以外についてはEPG多面の一覧性やチャンネル切り替えの速度なども調べた。
Cデザイン:低価格機は、ボディや、リモコンなどの細部にコストをかけない傾向がある。建て付けが
悪い機種も多い。ボディの質感やデザインなどリビングへの設置に堪え得る高級感はある
かも見た。
(続き)
19-20型比較対象機種(型番/メーカー/本体サイズ+重量)
1) Darwin DY-LC19SD(ダイナコネクティブ) 47.9×40.8×19.0cm(スタンド込み6kg)
2) PRODIA PIX-YT010-P00(ピクセラ) 50.9×39.7×9.0cm(スタンド込み8kg)
3) Prebis ZG-0019P3G(ドン・キホーテ) 50.0×40.2×23.1cm(スタンド込み7.5kg)
4) UNIDEN TL19BX1(ユニデン) 47.5×46.5×21.5cm(スタンド込み9kg)
5) byd:sign LW-1905DWE(バイ・デザイン) 48.0×39.6×17.3cm(スタンド込み10kg)
6) Prebis WS-TV2001(ドン・キホーテ) 49.3×42.5×21.5cm(スタンド込み6.5kg)
7) byd:sign LW-2030DHK(バイ・デザイン) 56.8×43.4×21.9cm(スタンド込み6kg)
8) AQUOS LC-20D30(シャープ) 52.1×42.5×18.0cm(スタンド込み7.7kg)
各機種の詳細 (液晶/画素数/HDMI/チューナー)+価格
1) 19型液晶/1440×900 /HDMI×0/地上 4万9800円
2) 20型液晶/1366×768 /HDMI×1/地上 5万4800円
3) 19型液晶/1440×900 /HDMI×0/地上・BS・CS 4万9800円
4) 19型液晶/1440×810 /HDMI×1/地上・BS・CS 5万4800円
5) 19型液晶/1440×900 /HDMI×0/地上 5万9800円
6) 20型液晶/1680×1050/HDMI×1/地上 6万3000円
7) 20型液晶/1680×1050/HDMI×1/地上 6万4800円
8) 20型液晶/1366×768 /HDMI×3/地上・BS・CS 6万4800円
(更に続き)
その他、本文コメントから気になる部分を抜いてみた
「画質では、画面のアスペクト比(縦横比)に問題がある機種が目立った。
ダイナコネクティブ19型、ドン・キホーテ19型と20型、バイ・デザイン19型と20型の
5機種はいずれも、普通のテレビでは16対9であるアスペクト比が16対10.安いパソコン
向けのパネルを使用しているためとみられる。
しかも、バイ・デザイン20型以外の4機種は、地上デジタルなど16対9のHD映像を16対10
と縦長に映す。そのため縦横比が狂ってしまう。パソコンのモニターならいいが、
「テレビとしては大きな問題といえる」(麻倉氏)
こうした構造的に課題のあるテレビを消去していくと、シャープ以外には、ピクセラ
20型、ユニデン19型が残る。
特にピクセラ20型で実勢価格5万4800円と値ごろ感もある。実はこの安さには裏がある。
米国では(ビジオ)ブランドで発売されている機種にピクセラが手を加えたモデルなのだ。
安いテレビには訳がある。それを見極めて製品を選ぶ必要があるだろう。」