実売5万円前後のお勧めミニコンポスレ Part23
R-K801とCR-D1LTDを聞き比べた。
スピーカーはタンノイ MERCURY F4。 R-K801はフラット、CR-D1LTDはピュアダイレクトON
驚くほど音の方向性の違いがあった。
■CR-D1LTD
(ジャズ)
音に勢いがあり、力感がある。1音1音、音が太い。ややドンシャリで、メリハリがある。
(クラシック)
ピアノ:音の輪郭がハッキリしている
ヴァイオリン:ややきつい表現でヒステリックになることがあるが、太い
(ジャズボーカル)
発音が明瞭。バックの演奏のキレがいい、が目立つ
■R-K801
(ジャズ)
落ち着いている印象で、ふわっと感が心地いい感じ。
刺激的な音がほとんど無い。ウッドベースに弾力がある。
メリハリはないが、1音1音がしっかりしていて音が聞き取りやすい。やや平面的
(クラシック)
ヴァイオリンがしなやか、やや細身か。
エネルギーバランスが整っている印象。ピアノはやや軽量。
(ジャズボーカル)
優しくふくよか、色っぽい。バックの演奏がこれ見よがしに目立たなく、ボーカルとのバランスがいい。
■その他使用感
CR-D1LTDのトレー開閉ボタンの位置が悪い。トレーにCDを載せ、ボタンを押そうとした時に、トレーが手にあたりやすい。K801はCDをトレーに載せた後、スムーズに開閉ボタンが押せる。
K801は7バンドデジタルイコライザーや、調整ポイントを弄れるトンコンなど音調整機能が多く、好みの音に調整しやすくかなりいい。