MHP-AV1を一通り検証したので簡単にレポ。
まず配線はPCのS/PDIFポート(オンボードのALC880)に
S/PDIF切替器を経由して接続。最初音が出なかったが、
ID認識をやったらリンク確立。
プロセッサ本体のS/PDIF OUTとアンプのS/PDIF INをつないでおけば、
無線ヘッドフォンとアンプの両方から音が出る。
ただしヘッドフォンを充電するとアンプからの音は途絶えるので、
中継地点としては使えず。惜しい。
次に無線について。
プロセッサを6畳の部屋のほぼ中央に置いてテスト。
ドア1枚隔てたキッチンでも聞こえる。
その隣のトイレの中でも問題なし。家の外に出ても聞こえる。
LINKSYSの無線ルータで大きなファイル転送させても干渉なし。
プロセッサと無線ルータを並べて置いても異常なし。
ヘッドフォンを無線ルータに近づけるとノイズが入るが、
密着させるほど近づけなければ大丈夫。
無線LANクライアント側にはヘッドフォンを近づけても問題ない。
ただし電子レンジは鬼門。電子レンジをつけるとノイズが入ったり途切れたりする。
3m離れて壁を隔ててもやっぱり途切れることがあるのは痛い。
プロセッサの置き場が悪いのかもしれないが。
音質は悪くはないが、これまで使っていたATH-AD7に比べると、
フラットな音質なんだけど物足りない感じがする。
女性ボーカルの透明感が少し濁ってしまった感じ。
聞いてて疲れない音だとは思う。
映画に関しては悪くない。
プライベートライアンでオマハビーチを見比べたが、
ATH-AD7よりも立体感はあると思う。
最後に装着感だが、これはちょっと個人的にいまいち。ATH-AD7のように、
すっぽりと大きくソフトに包み込んでくれる感じだったらよかったんだが、
耳が窮屈な感じがする。側圧も強く、眼鏡のフレームのせいで耳の裏側が痛い。
3時間くらいとっかえひっかえしてたから、そのせいかもしれんけど。
あと首も痛い。
とりあえずこんな感じ……。