注目機種買いまくったので簡単にレビュー。
AKG K14P:低域は軽く重量感に乏しいが、キレがあり量的な不足感は少ない。中域がクリアできれい。
高域は聴きやすい音であるため違和感こそ少ないが、低域〜中域と比較するとやや強めに
出ている感じ。MX500/400が低域〜中域重視の厚みで押してくる音に対して、バランスを
中域〜高域重視にシフトして綺麗に明瞭に聴かせるタイプ。MX500/400と同様に音質的
には良質なイヤホンで、明確な音を出すという点では低価格帯トップクラス。
グミナル:純正パッドだとフィットせずハイ上がり(低域漏れてる)だったのでSONYのEP-EX1でフィッティング。
低域はスッキリしているがそこそこ伸びており、中域がやや軽い。高域は華やかなビクタートーン。
バランス自体は取れてるし、安物の弱点でもある強めの音に対しても音崩れせずにシッカリ再現
する点は評価できる。チャキチャキ感はあるが意外と懐の深い、普通に使える機種。
Philips HS740:低域がボンつき気味で曖昧で腰高、中域の一部のピークが聞き苦しい、高域は控えめ。
どこを取ってもHE580よりはマシだがレベルは高くない。
Bayer DTX-20:低域伸びず軽い、中域のこもり感が強くやや歪みっぽい、高域は中域近辺がキツイが
上の方は並程度。普通に安物の音で、敢えてこの機種を選ぶ理由は見あたらない。
以上、HA4400フル接続状態で慣らしは4〜5時間/日を一週間ほど。