えーと,CD3000とR10の音は随分違います。大してかわらんかも,
と思ってたけど,あっさり裏切られた。良い意味で。
あ,一応自分,ケーブルや電源で激変!とかはあんまり解らん方の
人種ですが,少なくともRS-1とSR-125より違いは大きい。
CD3000も10年使うとシャリつきがとれて良い感じに枯れてくるけど,
R10は端からバランス良く落ち着いてる。
オーディオ耳は持ってないし,音質の違いを日本語に落とすのも
得意じゃないんでわけのわからん印象論で語りますと,
R10と10年物のCD3Kの差は音の滑らかさにある思う。
ΩII (with 717 or 007t)は実売でR10と変わらないけど,
原価まるごと音質につぎ込んでるっていう生真面目さを感じる。
解像度や反応の良さはR10を越えてるんだけど,疲れてるときなんか
うるさく感じることもあり。そういう点ではむしろ初代Signatureの
方がBig Oに通じる余裕を感じる。
AKGやBeyerもそうだけど,通常市販品のハイエンドはひたすら
音質向上を目指してる分,余裕がない感じ。
じゃあその"余裕"の中身はなんだと聞かれるとよく解りません。
すんません。音の滑らかさって言うのがキーかな,とは思うけど。
値段にたぶらかされてんじゃねーの?って言われるとそうかも
知れないんで話半分に聞いてくだされ。