>>78 じゃ、貼っとくよ
480 :名無しさん◎書き込み中 :03/01/02 07:49 ID:txXE8o/6
+VRについていろいろと考えてみた。結論から言うと+VRは不要である。
-Vであってもファイナライズ解除と追記Undo、末尾部分駆除はできる。
それ以外に残された+VRの機能というと上書き録画と中間部分削除しかない。
しかしこれらに対応するために+VRはVBRに対応できないという本質的な
欠陥を有している。お子様の教育に好ましくないご亭主の秘蔵ビデオも
お手軽に上書き消去できる機能や、極端に時間のかかるデフラグをしないと
録画時間が増えない中間部分削除といった実用性の乏しい機能のために画質
という基本性能が損なわれるとしたらそれは本末転倒というしかないだろう。
説明しよう。+VRは-V互換であるがデータファイルに直接上書きを行うことで
上記機能を実現している。ここで問題は-Vにはプレーヤの便宜のために30秒後
の画像の記録位置というような情報が必要なことである。また時間情報は
ディスクの先頭からいくらという形で記録される。つまり後から上書きする
画像と元から記録されている画像のビットレートが等しくなければ-Vフォー
マット互換にならないのである。録画や消去を15秒単位でしか行えないように
するといった制限を加えればその時間内でビットレートが一定になるVBR
は可能だが所詮は似非VBRにすぎない。また同様の理由で途中から記録
ビットレートを変えることはできない。あと20分残っているけど画質を
落として30分番組を入れるという使い方はできないのである。
現状のDVDレコーダーはVBRであっても平均ビットレートを指定する事しか
できないのでそれでも大きな差は無いがHDDへの記録を前提として本格的な
VBRを搭載しようという動きがある。東芝のXS30以降の機種には情報量の
不要なシーンのビットレートを落として画質を落とすことなく記録容量を
低減する機能が追加されている。DVDレコはハイブリッドになったことで
将来的にはマルチパスの本格的なVBRを搭載することも可能になった。
+VRではそうした動きに着いていけない。