Zシリーズ以来久々復活の音質追求カーオーディオ
K-CD01 K-ES01の組み合わせを聞いてきたのでカキコ。
パッと聞きは拍子抜けするほどのカマボコ特性。
ケンのイメージのメリハリくっきりを期待するとちょっと期待外れかも。
高域は上まで延びきっているがレベルはかなり低く押さえられている。
見通しはそこそこ良い。
逆に低域はレンジを欲張らずに下をすっきり切り捨てて、
そのかわり中低域を膨らませているような感じ。
よく言えば、しなやかでゆったりたっぷりとした鳴り方。
TWはホーンやハードドームの様な固有音がなくて、
ソースに高音が無ければ全く高音が出ない。あれば確実に出す。
フォスやJBLあたりの音色を演出する傾向の音とは対局にあるような音。
ミッドには指向性があって、軸上ではちょっと高音が暴れて
きつい音を出しがちだけど、30度程度以上斜めから聞くと
一転して聞きやすくなる。
スラントバッフルで自分に向けて、というようなインストールには向いていなくて
あくまでもファクトリーリプレースメント(トレードイン)での使い方を
想定しているように思えた。
つづき
SPが切り替えられなかったのでヘッドの音色はよく分からなかったが、
印象としては、低音から高音まで非常に素っ気ない印象。
バーブラウンDAC搭載、ということだけど、バーブラウン固有のあの
HiFi臭さ(悪くいうと、ケータイ着メロのようなワザトらしい艶というかあれ)が
全く感じられなくて、素っ気なく思えたのだとおもう。
ダイナミックレンジとかも欲張っている様子が無く、非常に自然な感じ。
ところで、音量を大幅にあげると低音がボワンボワン鳴りだしてしまった。
同乗者との会話ができなくなる程度の音量で鳴らすのは無理かもしれない。
ヘッド内蔵アンプで鳴らしていたようだったので、外部アンプに
してやれば傾向が変わるのかもしれないが。
でも、洩れの全体的な印象としては、
外部アンプ2-3枚使って、SPバッフル施工して、サブウーハ入れて、、、
という重量級のイメージは湧かなくて、
むしろ、ヘッドとSPのミニマムシステムで、
ボーカルが本物の人間の声の大きさ程度になるような音量で
上品にならすとそこそこに良いと思った。
もちろん、数多のハイエンドとは比較にはならないけど。
なんか、悪口ばっかりみたいになっちゃったけど、でも、
ケンの他のイルミキラキラのモデルとは明らかに異なる音づくり。
音質追求モデルもやればチャンと作れるじゃん!って感じ。
いつかはハイエンドを復活させる日を期待してage!
と思ったけど、カーオーディオは板違いなのでsage