デジタル同軸vs光ケーブル

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159名無しさん┃】【┃Dolby

ソニンのAVアソプカタログ [ 2002年 3月 AVMP-1(84990179) ] より


9P ( STR-VA555ESのページ )

■シャッター付き光コネクター採用

今やデジタルオーディオインターフェイスとして
広く使われている光コネクターですが、
このコネクターは、同軸コネクターと比較して
電気的な絶縁が確実に取れるという優れた特長を持っています。

しかし、一方でジッターが付加しやすいという面もありました。
ジッターというのは時間軸の揺れのことで、
その原因は、コネクターに内臓された 光←→電気変換半導体の能力とともに、
コネクターとケーブル( 光プラグ )との接点にありました。

コネクターと光プラグは相対しているわけですが、
この間には抜き差しを容易にするため自由に動ける隙間があります。
このため、外部振動や音圧で位置関係が微妙に変化するとジッターを増加させてしまうのです。

STR-VA555ESで採用した新開発の光コネクターは、
シャッターが付いて外部からの埃が侵入しにくいという外観上の特長のほか、
内臓された半導体の能力を高めるとともに、
内部にバネを設けて光プラグをしっかりと固定する構造になっています。

↓ 【 つづく 】
160名無しさん┃】【┃Dolby:02/04/11 12:11 ID:O1S7BGuV

↓ 【 つづき 】

これによりジッターの発生を低減。
従来19nsec(ナノ秒)程度であったジッター値を2.5nsecにまで改善しています。

ジッターの改善はボーカルや弦楽器の音がきれいになるのをはじめ、音像のフォーカス感が向上します。
また、間接音のような微細な成分が正確に再現されるため、空間全体がしっとりとしてきます。


...との事です。

CDP用に乗っける“おもり”を出してる会社だけに、一応、認識はある様ですね。
( リニア記録の光学ディスクの場合、その読み出し時にもジッターの影響が避けられないという事にもなるでしょう )

シャッター付けたことで何で『 内臓された半導体の能力を高め 』られたのか、
文脈からははっきりしませんが( せいぜい、埃や熱変化...くらい? )、
コネクタとプラグの相対位置については、『 外部振動や音圧 』と書いてある位ですから、
設置時に“ 指先で触ったくらいでは判らない ”くらいの隙間もジッター要因となるのでしょう。
“ 指先で触ったくらいで判る ”くらいのガタつきがあるなら、
きっと『 従来19nsec(ナノ秒)程度であった 』程度では済まされないと考えられます。

また、このソニンAVアソプの最上位機種をもってしても、
『 ジッター値を2.5nsecにまで改善 』するに留まっており、完全に解消は出来ていない訳です。
( 大半のエンドユーザーの使用環境の下では、『 2.5nsec 』より悪くなりそうですし )

したがって、量子伝送系でリニア信号( に限らず )を結構流す場合は、
COAXIALの方で、熱収縮チューブや自己融着テープ、両面ウレタンテープ等と
アルミテープをサンドイッチ貼りする...なんていうのはいかがでしょうか?