あまりの暑さに耐えきれず
http://www.carview.co.jp/road_impression/article/prius_insight_01/389/2/ プリウスがアイドルストップ中でも働く電動式エアコンを使っているのに対し、
インサイトはエアコンのコンプレッサーをエンジンで回す方式を採用している。
だから、渋滞や赤信号で停車したとき、インサイトはアイドルストップと連動してエアコンも止まってしまうのだ。
注意深く観察すると、アイドルストップしてもエアコン吹き出し口からはほんのわずかな「そよ風」が吹き、
エバポレーター内の冷気を少しずつ車内に導入しているのがわかる。
しかしアイドルストップが長引けば冷気は底を突くし、そもそも真夏ではそよ風レベルじゃ足りない!
そんなわけで、あまりの暑さに耐えきれず、
インサイト担当のドライバーはアイドルストップしにくくなることを覚悟でECONスイッチをオフにしたのである。
おいおい、仕事なんだから暑さなんて我慢して条件は統一しろよな…とお叱りを受けるかもしれない。
けれど、実際問題としてヒートアイランド化した灼熱の渋滞道路を、
ECONスイッチをオンのまま乗り切る人などほとんどいないだろう。
条件を統一することよりも、実際に乗るとどうなのか、ということを重視したテストと考えていただければ幸いだ。
プリウス 15.5km/リッター(ECO MODE・エアコン25度・オーディオON・通常運転)
インサイト 8.6km/リッター(ECONオフ・エアコン25度・オーディオON・通常運転)