【超えてゆく】S200系クラウンPart24【ブランド】

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893名無しさん@そうだドライブへ行こう
「っとに、情けない男だなぁ…。じゃあいいよ、誰にも言わないであげる。そのかわり、私が今から吉岡に罰を与えるから」
「え…」
顔をあげて安堵と喜びの表情になっていた吉岡の顔が、罰という言葉に曇る。その表情の変化を見てとった江梨子は笑みを浮かべて続ける。
「だって、ただ諦めるって口で言われても信用出来ないし。吉岡が心の底から私を諦められるような事をしてあげる」
「そんな、一体何をするって言うんだよ?」
「さぁ、何にしよっかなぁ。吉岡、さっき何でもするって言ったよね?じゃあ、まずは椅子にでもなって貰おっかな。もし嫌がったらみんなに言うからね」
吉岡は唇を噛んで俯く。確かに何でもすると言ったのは事実だったし、この事を秘密にして貰えるなら多少の事は我慢するしかない、吉岡はそう思った。江梨子
は床に跪ずく吉岡の背中に遠慮無く腰掛けた。小柄な江梨子ではあったがそれでも40キロはあるだろう。細身で体力の無い吉岡には十分キツい仕打ちだった。
吉岡の両腕と両膝に圧力がかかり、苦痛に歪む顔からは汗が滴り落ちる。