英BBCが放送しているTOP GEARという自動車番組。
そこで、C6コルベットを取り上げた映像が、Google Videoで見れます。
コルベットのサスペンションがリーフスプリングたということで、その機構も利点も知らずに嘲笑したり、
バンパー・フェイシアを指で押して凹むことを笑ったりと、司会者のレベルの低さが露呈しています。
それにくわえて、会場にいる観客も、バンパーを押して凹むことを笑ったりするのは、どういう事なんだろう。
イギリスでは、いまだにパンパーは固いんでしょうかねぇ。
イギリスの自動車好きのレベルは、一般的にこんなに低いのだろうか。
http://www.pac1.net/corvette/2006/01/ まあ、最近の車のこと何も知らない奴が多いようだが今ではアメリカや欧州では所謂5マイルバンパーといって、
5マイルでぶつけてもそのまま乗れるウレタンの中に鉄板で補強してあるバンパーが多い。
シャシーやフレームも現行コルベットはレーシングカー並みの強度のある素材で作ってあるので、衝突強度は国産乗用車よりもむしろ頑丈だ。
逆に普通のバンパーだったらちょっとぶつけただけでもうベコっとお釈迦になる。
ウレタンのバンパーはすぐに交換できて修理コストもかからず、中の鉄板が耐衝撃性の強い鉄板を使ってるので
外側だけで強度を保ってる通常のバンパーより安全なんだよ。
ZR1のボディは頑丈なFRPなので前後のバンパーはウレタンのほうがむしろメリットが大きい。
GT-Rは車の構造的にいうと、むしろ古典的な強度の持たせ方だぞ。