GT-Rがピットアウトしたとき、全員がストップウォッチにくぎ付けだった。
日産のハイテク四輪駆動システムとパンチの利いたターボは、
このタイトでツイスティなLVMSでよりパワフルなライバルたちを蹴散らすことができるのか。
ゴジラは巨人をやっつけられるのか。
ラップの後、Didierはこう言った。「他の3台はアンダーステアを
スロットルでコントロールすることができる。
でも、GT-Rはスロットルを開けるともっとアンダーステアになるんだ。
さらに、 限界を超えると突然オーバーステアになるんだ。
エンジンのレスポンスはとてもいいね。
トルクもリニアだ。ステアリングとブレーキのフィーリングもとてもいい。でも、ほとんどブタのようなアンダーステアだね。」
GT-Rのラップタイム:58.1秒
GT-Rはフェラーリのラップタイムと紙一重の差だったが、ポルシェとGT2にはまるで及ばなかった。
Didierはトップ3のハンドリングについての評価はおおむね高 かったが、GT-Rについては全般的に酷評した。
「パワー不足は言い訳になりうるが、ハンドリング性能の不足は言い訳にもならない。」
サーキットテストの結果:ZR1の勝ち
http://www.gtr-world.net/special-report/20081106-motortrend-2.html