ソースは中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010031101000296.html ★ブレーキ優先システム7社導入へ トヨタの品質問題受け
アクセルとブレーキを同時に踏んだ際、ブレーキを優先するシステムを
国内の自動車大手7社が導入する見通しであることが11日、分かった。
トヨタ自動車の品質問題を受け、欧米の主要メーカーと比べて、
同システムの採用が遅れていた日本メーカーも安全対策に本腰を入れることになった。
同システムの導入は一定のコスト増につながる。
新型車だけでなく既に販売した車にも対応するなど大規模な取り組みになれば、
政府のエコカー購入支援策で上向き始めた各社の業績に影響を与える可能性もある。
米国で急加速を指摘されたトヨタは既に導入を表明。
マツダは今後発売する新型車には搭載すると決定し、既に販売している車両にも導入するか検討している。
ホンダ、スズキ、三菱自動車、ダイハツ工業、富士重工業も導入方向で検討を始めた。
各社とも導入時期やどの車種に採用するかといった詳細は今後詰める。日産自動車は既に採用している。
マツダは「同システムを必要とするような暴走事故は起きていないが、将来に向けた安全性の拡充の一環」と説明。
別の大手メーカー幹部は「これまで導入する予定はなかったが、トヨタの問題で急に流れが変わった」と話している。