【TOYOTA】SAI part3【HYBRID】

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372マルチすまそ
「プリウスのすべて」より

ブレーキの倍力装置は従来同様、電気モーターでフルードを直接加圧するECBを採用。
ブレーキペダルとは機械的につながっていない完全電子制御方式のため、回生ブレーキ
との協調制御が緻密化でき、回生効率が増すだけではなく、停止寸前の空走感も抑制できる。

「HS250h & IS250Cのすべて」より

ブレーキは完全電子制御の新ECB(Electronically Controlled Brake System)。
この新ECBでは、従来型よりもアクチュエーターやECUを軽量、コンパクト化すると共に、
制御プログラムの見直しによって滑らかな油圧制御性を実現している。マスターシリンダーと
ホイールシリンダーを遮断(システム失陥時には直結となる)し、マスターシリンダーのストローク量
をドライバーの要求減速度に変換して、回生ブレーキの不足分を油圧ブレーキで補う制御を
実施している。

回生ブレーキを優先して使うことによって回生効率を向上させると同時に、回生ブレーキが切れた
際の空走感を排除し自然なフィーリングを作りこんでいる。またペダルフィールは、踏み始めを
踏力重視型とし、緩制動時のコントロール性と急制動時の安心感あるタッチの両立を図っている。

「SAIのすべて」より

ブレーキは完全電子制御のECB。ペダル踏力を要求減速度に変換し、可能な限り回生ブレーキを
優先的に使用する。ユニットは第二世代で、ECUとアクチュエーターを一体化。油圧回路も合理化し、
質量で20%、体積で30%の合理化を図った。