車の構造に問題 レクサスES350 1割が「暴走経験」
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2010/03/05(金) 03:21:45 ID:INmkYmha0 トヨタの「意図せぬ加速問題」について、Ed Wallace氏による示唆に富む記事がBusinessWeekサイトに
掲示されているので、紹介しよう。題して「トヨタの魔女狩り」
「トヨタの魔女狩り」
議会のトヨタ公聴会での多くの証言は、人の注意を引き、感情に訴えるものだが、信じるには値しない
Ed Wallace" 何度も起きることなんだけど、私がペダルから足を離すとすぐに加速が落ちちゃうんです。
どうかすぐにアドバイスして!!!!" NHTSA に寄せられたToyotaに対する苦情 #10302477
・・・以下、Wallace氏の記事に登場する「信じるに値しない」証言を見ていこう。
まずは、すでに日本人にもお馴染みになったこの人。Mrs. Rhonda Smith の場合
「ギアをニュートラルに入れても、リバースに入れても加速し続けるまさに奇跡の体験をした」とか
「欠陥車であることを信じていながら高額で売り抜けた」とか、各方面で批難を受けているこのご婦人。
http://www.kjclub.com/UploadFile/exc_board_20/2010/03/04/mudai1.jpg 実はこの件でメディアに登場するのは先月が初めてではない。「事故」が発生した後、2007年に
地元ローカルTVの取材を当件で受けており(そもそも彼女があちこちのメディアに触れ回ったためだが)
そのときの取材記事が、今現在でも生のままでウェブサイトで閲覧できる。
http://www.wate.com/global/Story.asp?s=6459687 http://www.kjclub.com/UploadFile/exc_board_20/2010/03/04/mudai.jpg ウェブサイトによれば、トヨタディーラーはトランスミッション交換を行ったが、彼女はあくまで
新車交換を欲していたようだ。NHTSAはじめ、あちこちにアクセスして原因調査を要請している。
奇妙なのは、2007年の取材の時点で、彼女は「急加速」の原因が最終的に『フロアーマットの二重敷き』
にあることをNHTSAから指摘を受けて、この説明を納得しており、「冬用フロアーマットの注意書きが
ひどく読みづらいこと」に文句を言ったぐらいで、その直後に元のES350の運転に復帰している。
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2/4 :2010/03/05(金) 03:22:33 ID:INmkYmha0
198 :
3/4 :2010/03/05(金) 03:23:44 ID:INmkYmha0
犠牲となった運転手の妻、Mrs. Hardyは、TVの取材に際し涙ながらにトヨタディーラーの不実を訴え、
世間の同情を集めた。彼女によれば、この事故が発生する前にも、3回の加速が発生し、ディーラー
に持ち込んだが、そこでは「何も問題もない」とすげない対応をされたと主張している。
http://www.kjclub.com/UploadFile/exc_board_20/2010/03/04/mudai3.jpg ところが、Wallace氏の記事によれば、当のAvalonを持ち込まれたテキサスのディーラーの整備記録では、
この車両はかつて一度だけ、そのディーラーに持ち込まれたことがあるが、それはオイル交換のため
であり、苦情案件でも何でもなかったことが、後に公にされ、遺族の弁護士にも正式に公開されている。
つまりは Mrs. Hardyの明らかな作り話なのだ。
米国中南部において、トヨタの急加速問題が報道されるよりも前に、同不具合で苦情をユーザーか
ら受けたディーラーは皆無であることが判明した。
さらに、南部湾岸州のトヨタディーラーがこの冬に開催したミーティングにおいて、この急加速問題を、
メディアが騒ぐよりも以前に受けたことがあるディーラーは挙手せよ、との問いかけに対し、150あまりの
ディーラーのうち、一社として挙手はなかったという。
結局、この「意図せぬ加速問題」とは何なのだ。ありもしない悪魔を、何かに/誰かに押し着せてそれを
糾弾するならば、それはまさしく「魔女狩り」に他ならない。
http://www.kjclub.com/UploadFile/exc_board_20/2010/03/04/mudai5.jpg それでは、BusinessWeek/Wallace氏の論説の最後の文章を。
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4/4 :2010/03/05(金) 03:24:58 ID:INmkYmha0
Congress should reconvene the hearings in Salem, Mass. They could tie a Toyota to a long pole
and dunk it into Beverly Harbor. If the Toyota sinks, then Congress will find the company guilty
of all charges. But if the Toyota floats, we'll find the automaker innocent. This should be done
in real time to get the maximum TV audience; although the outcome would, again, be predetermined,
it should still be a ratings grabber.
議会は、マサチューセッツ州 Salem(注: 17世紀の魔女狩り裁判で有名)にて、再び召喚されるべきだ。
議員たちは、トヨタを長い棒に結わえ付け、Beverly湾に放り込むのだ。もし、トヨタが沈んだなら、
議会は、トヨタが全ての訴えについて有罪であると宣告するだろう。そしてもしトヨタが浮かび上がるなら、
自動車会社は、無実であることになろう。
TVの視聴率を最大限上げるには生中継されるべきだ。
しかしながら、結果は歴史どおり、あらかじめ決められているのだが、このリコール問題は、まだまだ
視聴率稼ぎのネタであり続けねばならない。
The alternative is to let the mechanics and engineers do their jobs and either find the fault
or give everyone a reasonable explanation for what happened. The only problem with that suggestion
is it's already been done. And no one wants to accept the conclusions.
もう一つの選択肢としては、整備士や技術者に仕事をさせ、何が起こったのか、欠陥を特定するなり、
皆に筋が通った説明をさせることだ。
この選択肢の、ただ一つの問題点は、それはすでに為されているのであり、一方で誰一人として
その結論を受け容れたくない、ということにある。
http://www.kjclub.com/jp/exchange/photo/read.php?uid=6626&fid=6626&thread=1000000&idx=1&page=1&tname=exc_board_20&number=5256