トヨタとスバルが共同開発するスポーツカーPart15

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91名無しさん@そうだドライブへ行こう
不思議な事だが、たとえばニュルでラップタイムを極めていこうとすると
乗り心地はどんどん良くなっていくのだ。
 ニュルでの1周は一般道の3000kmに相当する過酷さなのだ。
300mもの標高差を一気に時速200km/hで駆け下り、路面は荒れてうねりまくり
強烈な突き上げとマイナスGを感じながら決してタイヤは路面を離れてはならないのだ。
伸びきったサスペンションが次の瞬間地面に叩きつけられるほどの勢いで縮む。
 その状態でコーナーリングするのだ。
 サスがよく動きしかも車体やブレーキがしっかりしていないととてもニュルでは
タイムを出せないのだ。これは乗りごこちが良くなる事を意味するのだ。
 スバル車はそのような状況をよく知っている。当然共同開発にも脈々と受け継がれているのだ。
92名無しさん@そうだドライブへ行こう:2009/07/17(金) 13:55:35 ID:kl/C0JCq0
クルマの重量配分というものは、皆さん止まっている車を想像して考えてるが、
あれは間違いだ。
クルマは止まっている状態が問題となるわけじゃないでしょう?ってこと。

スバル車はエンジンを若干フロントオーバーハングに搭載することで、
前輪にしっかり荷重を掛けているから、加速時に後方に荷重が移っても
しっかり全輪で加速することができる。
重量物が前にあるからブレーキングも極めて安定している。
RRとかだとリアが流れたら強烈なケツ振りを起こしてブレークしてしまうんだが
スバルはそんなことは一切生じない。

しかもスバル車はクルマの構成部品で最も重いエンジンとミッションが極めて低重心なので
クルマ自体が持つ重量が車体をロールさせたりピッチングさせたりする方向には
働かずに、タイヤを路面に押し付ける方向に働くのだ。
荷重が絶妙で車重が1500s程度。これはF1が時速300kmで走っているときの
ダウンフォースと同じ。どんな状況でも極めて安定している。


スバルの設計思想は想像以上にものすごいよ。