【SUBARU】新型レガシィ(BR/BM)Part26【LEGACY】
542 :
名無しさん@そうだドライブへ行こう:
これは量産型S402だ。
新型レガシィを試乗しました。
2.5GT Sパッケージ
押し出し感のあるデザインは、まるでゼロクラウンを髣髴とさせました。
しかも性能の凝縮感を感じさせるもので、3代目BE/BH型を正常進化させたような感じです。
ドライバーズシートに乗り込むと内装の高級感がグンと上がっていることに気が付きました。
シートは比較的やわらかいです。最初のアタリがやわらかく、中にコシがあるという
絶妙なところを狙っているようです。
シフトレバーも3代目BE/BH型に採用されていたガングリップ型になっています。
そして走り出すタイヤのひと転がりで感じたのが、車体の動きの軽さ。
路面の凹凸に対するアタリもやわらかく、18インチもの大径ホイールとは思えない。
重ったるさがまったくない。でもふわふわなわけではなく、締まっている。
クルマの素性が相当良いことが直感で分かります。
これにはちょっと衝撃を受けました。
まるでコンパクトカーで感じる車体のさわやかな軽快さを感じるとは思わなかったので
ビックリです。
543 :
名無しさん@そうだドライブへ行こう:2009/05/28(木) 19:59:35 ID:gtC8HtCu0
エンジンはレスポンスがリニアかつシャープで、街乗りでは2.5リッターターボエンジンであることを
完全に忘れて運転してました。トルクが上がっており無駄ぶかしをしないので、相当燃費がよさそう。
2.5リッターターボエンジンであることを思い出させてくれたのが、ちょっとした直線路で見せた中間加速。
今までの標準型レガのGTのオートマでは感じなかったはじけるような加速をしてくれます。
ターボラグがほとんどないので、3.5リッターエンジンのような継ぎ目のない加速です。
これはさすがに285馬力カーであることを見せ付けます。
それと感心したのが5速AT。機能的には先代の延長ですが、より洗練されたショックが少ない制御です。
マニュアルモードでも変速レスポンス遅れがほとんどないので「使える」ものになっています。
特にダウンシフトブリッピングはエンブレをソフトに使えるので「実戦」で本気で使えます。
終わりの始まり
誰のためにクルマは作られるのだろうか?
5代目レガシィのコンセプトが現れたNAIAS(デトロイトショー)でその姿を見、
デザイン担当者の話を聞いて、これは駄目だと思った。
ワールドプレミアとなったNYIAS(ニューヨークショー)では開発責任者に
「ダウンサイジングなんてない、あるのはダウンカテゴリー。下のクラスへ降りることはあるけれど、
現行モデルよりも小さいクルマを想定するのは考えにくい」と聞いて呆れた。
1989年以来ずっと右肩上がりを指向してきた開発姿勢は、すでに時代に合っていない。
2年後にハイブリッドを追加しても遅きに失している。
伏木悦郎
http://minkara.carview.co.jp/userid/286692/blog/13422967/
545 :
名無しさん@そうだドライブへ行こう:2009/05/28(木) 20:00:21 ID:gtC8HtCu0
ハンドリングは極微小な舵はダルに制御し、中舵よりも大きい操舵ではしっかりクルマを
コーナーにトレースさせるという秀逸なものです。
標準採用のブリヂストンのポテンザRE050Aのキャラクターも一役買っているのでしょう。
変なクイック感は皆無なのに、ワインディングに入るとハンドルを切った瞬間、
まるでクルマ自身がドライバーの意思を知っているかのごとく、トレースラインに乗せていきます。
その瞬間、まるで車体がシュリンク(縮む)して小型スポーツカーを操っているような感覚を覚えます。
これは高度です。疲れません。
これは高性能スポーツバイクに通じるものですね。
リアサスの安定感が先代とは比べ物にならないくらい高く、より安心感があります。雨天や積雪路では
さらに恩恵を感じることでしょう。
総評すると、マジで例えていうならば、「量産型S402」といえるもの。これはスゴイ。
欧州車を超えているといっても過言ではありません
ATでシングルターボ、しかも環境性能や価格の縛りもある中で、これだけのハイレベルなパッケージに
仕上げてきたスバル開発陣には敬意を表さずにはいられないです。