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212名無しさん@そうだドライブへ行こう
製造業への派遣規制 政府・与党内に溝 野党に格好の攻撃材料 (1-2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090106/stt0901062124012-n1.htm
 製造業などで派遣労働者の雇用を打ち切る「派遣切り」が社会問題化する中で6日、労働者派遣法の改正をめぐって、政府・与党内の
温度差が表面化した。政府提出の労働者派遣法改正案について、公明党が製造業への派遣を規制する修正に前向きな考えを表明したのに対し、
麻生太郎首相や自民党は慎重な姿勢を示した。民主党など野党は与党の足並みを乱す材料になるとみて、独自の改正案の検討を急いでいる。
製造業への派遣規制は今国会の焦点の一つとなりそうだ。
 「派遣労働法は喫緊の課題だ。与野党で改正案を修正できるのではないか」
 公明党の高木陽介広報室長は6日の民放テレビ番組で、製造業への派遣規制に賛意を示した。「雇用で手をこまねいているとみられるのは
よくない」(公明幹部)と判断したためだ。舛添要一厚生労働相も5日の記者会見で「製造業まで派遣労働を適用するのはいかがなものか」
と法案修正に言及した。
 だが、自民党の細田博之幹事長は6日の記者会見で「全面的に(製造業派遣を)規制すると景気が良くなっても雇用を増やせなくなることもある」
と慎重な考えを表明。6日の衆院本会議で麻生太郎首相は、共産党の全面規制論に「(規制強化は)かえって労働者の不利益になる」と反論した。
 一方、民主党は党緊急雇用対策本部(本部長・菅直人代表代行)で製造業を含む派遣規制のための法案化の検討に入った。
雇用問題で攻勢をかけて政権担当能力をアピールし、与党にくさびを打ち込む狙いもある。
 小沢一郎代表は元日のインターネットの動画番組で「小泉改革の名の下に派遣や非正規労働の規制を取っ払ったが、われわれの政権では
見直さないといけない」と述べ、政権獲得後に抜本改正に取り組む考えを打ち出していた。
 政府が昨年11月に提出した改正案は、日雇い派遣の原則禁止を柱としているが、野党側が「不安定雇用や低賃金の温床」と指摘する
製造業への派遣労働規制には触れていない。