【NISSAN】日産自動車 総合スレッド Part3
(2007年8月3日のマスコミ報道を参考に記す)
日産自動車、飲酒運転の根絶に向けて飲酒運転防止コンセプトカーを開発。
日産自動車株式会社(社長:カルロス ゴーン)は、
飲酒運転の根絶に向けた取り組みの一環として、
飲酒運転を防止する様々な機能を搭載したコンセプトカーを開発した。
これらの方針により本コンセプトカーを使った技術開発及び検証実験を進めていくとのこと。
飲酒運転によって引き起こされる交通事故は、年々その深刻度を増しており、
同社は飲酒運転の根絶に向けて、運転者に「飲酒したら運転しない」よう促し、
飲酒運転を防止する機能の開発に積極的に取り組んでいる。
エンジン始動時にカーナビ画面へ飲酒運転防止メッセージを表示させる機能については
本年07年6月からの搭載開始に加え、
運転者自身の呼気中のアルコール濃度が規定値を超える場合には
エンジンを強制的に始動できないようにする装置について自治体と連携してトライアルを開始するなど、
様々なアルコール検出手段と警報システムを技術開発していく方針である。
このたび発表されたコンセプトカーでは、
運転者の意思に関係なく、クルマ自体が運転者の操作判断力の可否を検出し、
飲酒運転をしている可能性があると判断した場合に車内に警報する。
【システム構成】
日産では交通事故のない安全なクルマ社会を目指し、
2015年までに、日産車がかかわる死亡・重傷者数を半減させる(1995年比)という目標を掲げ、
安全なクルマづくりを推進している。
また、クルマそのものの安全性能を高めるだけでなく、ITS*やクルマを取り巻く交通環境の情報を活用して
交通事故の低減を目指す取り組み(SKY PROJECT等)や、
運転者を始めとした「人」の安全意識、すなわち自覚の向上をさせるための啓発活動など、
真に安全なクルマ社会の実現のため、様々な角度から幅広く取り組んでいる。
なお今後も、飲酒運転根絶に向けても、継続して積極的に取り組んでいく。
*:Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム