http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060519k0000e030010000c.html 北朝鮮北東部のミサイル発射基地でミサイル発射の兆候があることが19日、
日本政府関係者の話で分かった。
長距離弾道ミサイル「テポドン2号」とみられる。
ただ、実際に発射されるかは不透明。
現在のところミサイルは横になったままの状態で「すぐに発射はできない」
という。
このため米国や日本に対しての示威行動の可能性も含め、日米などは連携
して監視を強めている。
政府関係者によると北朝鮮咸鏡北道のミサイル基地で今月中旬、地下施設
から大型のミサイルが現れているのが衛星写真で確認された。
30メートル級の大型ミサイルで「テポドン2号」ではないかとみられて
いる。
一方、韓国の聯合ニュースによると、こうした動きについて韓国政府当局者
は19日、発射の兆候とまだ判断できないとの認識を示した。
2号は射程約3500〜6000キロで日本全域だけでなく沖縄からアラスカ
までの米軍施設に到達可能といわれる。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/18/20060518000038.html 「急増する“資産バブル”が韓国経済を脅かす最大のリスク要因です」
米国系投資会社モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信アジア太平洋本部の
アンディー・シェ(謝國忠/45/写真)首席エコノミストは12日、本誌とのインタビュー
で「韓国経済のバブル現象が危険レベルに達している」と警告した。
同氏は特に、ソウルを中心とした不動産価格高騰が日本型バブル経済の初期に酷似して
いると分析する。
同氏は「現在、ソウル中心部の1平方メートルあたりの地価は6000〜6500ドル。同じ面積
の東京の不動産価格は1万ドルで、ニューヨークのマンハッタンは1万1000ドル程度」とし
「日本の1人あたりの国民所得が韓国の3倍程度であることを考えると、ソウルの不動産
価格の方が高いという結論になる」と話した。
同氏は「(80,90年代初め)日本が高成長から安定成長に変わり、低金利に移行する過程
で、不動産や証券など資産投機を傍観した結果、バブル崩壊を招いた」とし「韓国が
日本の過ちを繰り返さないように願う」と話した。
また「不動産バブルがはじけた場合、銀行の融資を受けて高い家を購入した市民が破産
し、韓国経済全体の後退が懸念される」と話した。
このような状況を防ぐためには、中央銀行が現在4%の金利を迅速に5%台に引き上げ、
金融当局が不動産および住宅関連融資を厳格に規制すべきだと忠告した。
中国上海出身のアンディー・シェ氏は米国マサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学
博士を取得。韓国経済に対する鋭い分析や政策提言に定評がある。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/19/20060519000027.html http://japanese.chosun.com/site/data/img_dir/2006/05/19/200605190000271in_07.jpg 鄭夢九(チョン・モング)会長の逮捕が、現代自動車グループの経営計画にも影響を及ぼしている。
来週予定されていた鄭夢九会長とゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフリー・イメルト会長との記者会見が、鄭会長の逮捕により中止、ハイブリッドカー量産計画も2年以上延期された。
アバンテのニューモデルHD(プロジェクト名)の生産と1兆ウォン(約1170億円)の社会貢献基金寄付計画も事実上中断された。
◆GEイメルト会長との会見中断
現代車グループの18 日の発表によると、27日午前に予定されていた鄭夢九会長とゼネラル・エレクトリックのジェフリー・イメルト会長との記者会見が、鄭夢九会長側の事情で中止された。
世界的な金融・産業複合企業のゼネラル・エレクトリックは、2004年に現代車グループの金融系列社の現代キャピタルに1兆ウォンを投資するなど現代車グループと緊密な協力関係を維持してきた。
鄭会長とイメルト会長は2003年5月にイメルト会長が韓国を訪問したときから両社のグローバルな協力案について議論してきた。
今回の会見でも、海外クレジット会社の設立など世界的次元で両社が共同推進中の事業に対し、重要な決定を下す予定だった。
現代キャピタルは4月、ゼネラル・エレクトリックと共同で中国にクレジット会社を設立する計画を発表しようとしていたが、検察の捜査が入り計画が中断された。
また、両社が共同で欧米にクレジット会社を設立する計画も延期になった。
◆戦略車種発売が相次ぎ延期
現代自動車はこの日、当初年末に計画していたハイブリッドカーの量産モデルの販売計画を2009年に延期したと発表した。
ハイブリッドカーとは、伝統的な内燃エンジンと電気自動車のバッテリーエンジンを同時に搭載した車で、環境に優しい上、燃費がよく、次世代自動車として脚光を浴びている。
現代自動車はこれまでハイブリッドカーの開発に1000億ウォン以上を投資してきた。
上半期最大の期待作だった現代車イバンテのニューモデルは5月初めの生産開始を予定していたが、労組との生産交渉が妥結せず、計画が遅れている。