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http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060513/K2006051204010.html?fr=rk

中国の自動車市場が急拡大している。
今年1〜3月の新車の販売台数は昨年の4割増のペース。
この調子だと年間販売台数は700万台に迫り、日本を抜いて米国に次ぐ世界第2の新車大国になる。
日本メーカーの「割安」な新車ラッシュが購買意欲を刺激した。
地元企業も相次いで低価格車を投入し、マイカーブームを盛り上げている。
あまりの市場の急膨張に、過剰生産を危ぶむ声が強まっている。

上海郊外のホンダ車販売店。
武漢(湖北省)製造の中型セダン「シビック」が発売された4月22日の土曜日と翌日曜日、新車目当ての来客が計400人に上った。
2日間での契約台数は70台。
副店長は「予想以上に快調な出足だ」と笑いが止まらない。

価格は約15万〜19万元(約210万〜270万円)。
年内の販売目標は5万台。
すでに注文は2万3000台に達している。

市内の王懋さん(28)も2台目のマイカーとして購入に意欲的だ。
年収14万元(約200万円)ではまだ割高だが、「内装がおしゃれ」と一目で気に入った。

中国自動車工業協会によると、1〜3月の商用車を含む自動車販売台数は前年同期比37%増の173万3200台。
年間700万台に迫る勢いで、昨年の575万8200台を上回り、小差だった日本を抜くのは確実だ。
特に乗用車の伸びがすさまじく、販売台数は昨年同期比54%増の125万900台に達した。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060513/K2006051204010.html?fr=rk

こうしたマイカーブームの牽引(けんいん)役は日本車。
日米並みの最新車種が続々と現地生産で投入されている。
30〜40歳代のホワイトカラーに高所得者が増え、省エネやデザインなどを重視し出したのも追い風だ。

数年前まで「日本より5割高い」と言われた価格も「ほぼ日本並み」(ホンダ)に。
3年ぶりにモデルチェンジしたアコード(ホンダ)が1〜3月、中高級車ではトップの約3万台売れた。

05年の販売が前年比51%増の13万台と好調だったマツダは3月、世界戦略車の「マツダ3」(日本名・アクセラ)を投入。
中国では珍しい真っ赤なボディーに加え、民族車に迫る約13万元という価格設定も評判を呼んで有力カー雑誌の表紙を飾った。
トヨタ自動車も今月、広州に中型車「カムリ」の工場を完成させてマイカーブームに本格的に乗り込む。

日本車の新車攻勢はライバルの対抗心に火をつけた。
吉利汽車(浙江省)は4月、外資の独壇場だった排気量1.6リットル級の中型車に初めて進出する、と発表した。
小型車「美日」が昨年、前年比3.4倍の10万台と好調だった同社の悩みの種は価格下落で1台の利益が500元という車もある。
安聡慧・総経理は「外資と競争できる企業とのイメージづくりを狙う」と明かす。

奇瑞汽車(安徽省)の「QQ」など、世帯月収1万元前後の中間所得層でも手が届く手頃な10万元以下の小型車も売れ筋上位に顔を出すようになっている。

中国人民銀行によると、自動車業界の05年の設備投資額は1千億元を超え、生産能力は1000万台に達した。
「売れる車に過剰の心配はない」(日系幹部)とメーカー側は強気だが、膨らむ設備が重荷で赤字企業が続出する恐れもあり、政府はメーカーに繰り返し警鐘を鳴らしている。

272150カ国へ輸出、小型車で疾走するGM大宇:2006/05/15(月) 12:32:42 ID:LAhcZ3tH0
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75602&servcode=300§code=320

GM大宇(デウ)自動車が突っ走っている。

GM大宇は今年の1月から先月まで4カ月間の販売台数で起亜(キア)車を追い抜いて業界2位に上がった。
4カ月間の輸出と内需を合わせて売上47万5826台、同期間46万6936台を販売した起亜車を弾き出した。
昨年同期間の販売量(30万9961台)に比べて53.5%も増加した数値だ。

2002年GMが旧大宇車を買収し、GM大宇に名前を変えて以来、4カ月の販売量が起亜車を抜いたのは今回が初めてだ。

◆グローバルネットワークの結実=GM大宇側は「GMのグローバルネットワークを活用した輸出拡大と輸出市場多角化戦略が奏功したと分析した。
同社の輸出量は2003年45万2134台から2004年79万5627台と、76%増えた上、2005年には32%増加した105万193台だった。

GM大宇はGMのグローバルネットワークを活用して150カ国に自動車を輸出する。
地域別、車種別にシボレー(欧州、北米、中東、南米、中国など)、ビューイック(中国)、ポンティアック(メキシコ)、スズキ(北米)など、競争力あるブランドを選択する。
ラセッティの場合、米国ではスズキフォレンツァ、カナダではシボレーオプトラ、中国からビューイックエクセルとして販売され、マティス、マグナスはシボレーブランド(スパーク、エピカ)として販売される。
カルロスは米国でシボレーアベオとして販売されるが、2004年8月から今年の4月まで21カ月間、小型車部門シェア1位を記録した。

状況がこのようになると業界では「GMが21世紀に最もよくやった業績は大宇車買収」という言葉も出るほどだ。
GM大宇車の価格、品質競争力とGMのマーケティング力がかみあい、注目に値する成果を出したということ。

GM大宇はGMとGM提携会社(スズキなど)が72%の持分を保有しており、残りの持分は産業銀行など債権団が持っている。
GM大宇は中国、タイ、インド、南米など潜在力の大きい市場は部品組立生産(CKD)方式で輸出を増やしている。
現在輸出の半分程度がCKD物量だ。

273150カ国へ輸出、小型車で疾走するGM大宇:2006/05/15(月) 12:33:27 ID:LAhcZ3tH0
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75602&servcode=300§code=320
                                             
◆効率的な循環構造に=中型セダントスカも善戦してGM大宇の興に乗じている。
トスカは先月3611台が売れて競争車種である起亜車ロチェ(3495台)を追い抜いた。
また来月発売開始予定であるGM大宇の最初のスポーツユーティリティー車両SUV)であるウィンストームも期待を集めている。
                                             
輸出増加−新車開発−販売増加−工場完全稼働などにつながる自動車会社の典型的な効率のよい循環構造が形成されているわけだ。
                                             
2000年、旧大宇車の不渡りで整理解雇された富平(プピョン)工場の労働者1600人が今月初め、全員復職したこともこんな状況のおかげで可能なことだった。
全工場が昼夜2交代生産体制にしなければ物量を合わせることができないからだ。
GM大宇側は「労使間で互いに信頼と尊重する文化が芽生えるきっかけになった」と評価した。
                                             
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75398&servcode=300§code=300
                                             
現代(ヒョンデ)自動車は今年第1四半期、売上高6兆8615億ウォン
(約9000億円)、営業利益3353億ウォンを記録したと4日、
明らかにした。
                                             
前年同期に比べると売上高は11.2%増、営業利益は3.9%増。
しかし経常利益は26.0%減の4914億ウォンを記録した。
前期(昨年第4四半期)比では売上高が15.5%減、営業利益が0.1%
減、経常利益が21.5%減。 販売台数は41万8437台と、前年同期
に比べて4.4%増加した。
                                             
現代車の関係者は「コスト削減などで営業利益が改善された」と語った。
ウリ投資証券のアン・スウン研究委員は「ウォン高ドル安が進んだため
輸出部門の採算性は改善しなかったが、国内販売価格の引き上げなどで
第1四半期は善戦した」と述べた。
                                             
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75384&servcode=300§code=330
                                             
現代(ヒョンデ)自動車グループ鄭夢九(チョン・モング)会長が今年に入っても国内株式長者1位の座を固守した。
しかし検察捜査と現代車グループ実積不振の影響で鄭会長の株式評価額は今年に入って3800億ウォンほど下がった。
                                             
これは3日、証券先物取引所が上位10大グループ総帥(現代重工業除く)の上場株式保有額を計算した結果だ。
                                             
これによると主要グループ総師らの株式評価額は2日現在、計6兆9728億ウォン(約8460億円)で、昨年より705億ウォン(1%)減った。
このうち鄭会長はわずか4カ月で株式評価額が14.11%(3796億ウォン)も下がった2兆3112億ウォンで、総師らの中で株式保有額減少幅が最も大きかった。
ただ2位の三星李健煕(サムスン、イ・ゴンヒ)会長(1兆9247億ウォン)に比べれば依然として約4000億ウォン程度さらに株式をもっていることがわかった。
                                             
引き続きLGグループ具本茂(ク・ボンム)会長が5917億ウォン、許昌秀(ホ・チャンス)GSグループ会長が5915億ウォンをそれぞれ保有して3位、4位となり、昨年末よりワンランクずつ上がった。
                                             
特にロッテグループ辛格浩(シン・ギョクホ)会長は今年初め、ロッテショッピング上場により上場株式が2倍ほど増えた。
辛会長の株式保有額もこれにより昨年3589億ウォンから今月初め5406億ウォンと50.63%増、順位も5位にワンランク上がった。
                                             
※辛格浩の日本での通名:重光武雄
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75361&servcode=400§code=400
                                             
最高検察庁・中央捜査部は、5月31日の統一地方選挙前までは、現代
(ヒョンデ)車以外の他の企業への捜査を中断する方針を決めた。
                                             
最高検・蔡東旭(チェ・ドンウク)捜査企画官は、3日「鄭夢九(チョン・
モング)現代車会長を逮捕した後、財界が緊張、経済活動が委縮している。
                                             
自治体選挙を控えた敏感な時点だから現代車以外に、『金在録(キム・
ジェロク)氏ロビー疑惑事件』にかかわった他の企業への捜査はなるべく
自制する考え」と述べた。
                                             
これに先立ち鄭相明(チョン・サンミョン)検察総長は「大型経済事件
への捜査を地方選まで自制するように」と指示した。
                                             
277中国現代車「トヨタは背の後ろに」:2006/05/15(月) 12:47:54 ID:LAhcZ3tH0
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75336&servcode=300§code=320

現代(ヒョンデ)自動車が中国市場の守りに出た。

日本トヨタの激しい追い上げをはじき返すためだ。
現代車と北京車が合作した北京現代車は第1四半期中国市場で6万6814台を販売し4位に、一汽トヨタは5万6231台を売って6位に上がった。
昨年は北京現代車4位に一汽トヨタ10位と差がかなり大きかったが、ぐっと接近してきたのだ。

鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜車会長が機密費事件にもかかわらず出国して先月18日、北京2工場起工式に参加したのもトヨタの追い上げを意識したものとみられる。
2工場は敷地価格とエンジン技術移転問題などの異見で1年ほど起工式が延期されていた。
鄭会長は北京で「中国ではトヨタに負けるな。2工場を来年末まで完工せよ」とも指示している。
現代車は2010年中国で60万台を売り市場シェア12%(全体1、2位水準)を、トヨタは50万台を売って市場シェア10%を成すのが目標だ。

北京現代車のノ・ジェマン総経理は「我々とトヨタが中国北西部の市場1位をめぐって争うだろう」と見ている。

◆一歩先を行く現代車=現代車は中国だけはそのほかの地域と違う戦略を選んだ。
トヨタをベンチマーキングするのではなく、先に打って出るという戦略だ。
現代車は2002年10月、北京車との合作で中国に進出し、政府の許可を得ると同時に敷地を買い、わずか半年でソナタを生産した。
以後3年で中国市場のトップに上がった。
現代車のスピード経営は中国で「現代速度」と呼ばれる。
同社は2010年まで中国で新車5種など計10モデルを生産する。
また中国全域に韓国水準のアフターサービス網を構築しようとする計画も立てている。
250カ所である販売網を来年末まで300カ所に増やす予定だ。

278中国現代車「トヨタは背の後ろに」:2006/05/15(月) 12:48:26 ID:LAhcZ3tH0
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75336&servcode=300§code=320
                                             
◆したたかなトヨタの攻勢=トヨタは現代車より5年先に進んだ98年一汽車と合作して天津に拠点を置いた。
以後、反日感情などに押されてこれといった成果を上げることはできなかった。
しかし現代車進出に驚くと、2002年から3年間、創業家の孫である豊田章男副社長(当時専務)が中国事業を直接担当し、作戦が急伸長した。
トヨタは最近、中国南部地域販売を強化、広州で今年の下半期カムリを生産する。
年末までに300カ所の販売網を確保する計画だ。
                                             
生産車種も高級化した。
昨年、高級車であるクラウンを、年初にはソナタの競争車種であるレイツ(日本名マークX)を投入した。
下半期にはハイブリッド車であるプリウスを生産し、モデル数を来年まで9つに増やす。