http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75690&servcode=500§code=500 「お前のような北朝鮮の人を殺すのは鶏を殺すことよりも簡単だ」。
米紙ウォールストリートジャーナルが12日(現地時間)、北朝鮮人権法に
よって初めて米国入りした脱北(北朝鮮を脱出)女性の証言を通じ、中国に
いる脱北者の悲惨な生活を紹介した。
同紙が紹介したハンナ(仮名・36)さんは、平壌(ピョンヤン)で教師と
して在職していた当時、生活苦のため生地の商売を始めたが、人身売買組織
によって中国に売られた。
また、ナオミ(仮名・34)さんは親戚の所を訪ねるため中国入りしたが、
やはり人身売買組織に捕えられ、脱北者の道を歩むようになった。
ハンナさんは、生地を手に入れるため国境地帯へ向かったが、夕食の途中
意識を失い、目ざめてみるとすでに売り渡された状況で中国内にいたとし、
北朝鮮に家族がいるのに中国人と暮らさなければならず、罪人になった気分
だったと心境を吐露した。
ハンナさんは、中国人の夫から「お前のような北朝鮮の人を殺すのは鶏を
殺すことよりも簡単」という暴言と共に、骨折するほど殴打され一時自殺
まで考えたとし、当時は「あたかも地獄にいるような感じだった」と証言
した。
中国と北朝鮮の国境地帯に住んでいたナオミさんは98年、生活苦で中国
の親戚に支援を要請するため中国入りしたところ、人身売買組織によって
売られた後、中国公安当局に捕まり、北朝鮮に送還されたが、再び北朝鮮
を脱出したケース。
ナオミさんは、中国で激しい労働に苦しめられ、ほぼ1年間は歩けない状態
になっていたが、脱北者という身分のためきちんとした治療を受けることも
できなかったとし、北朝鮮に送還された後、強制収用所で苦労したが、中国
人の夫との間に生れた子どもが忘れられず、再び北朝鮮を脱北した、と証言。
ハンナさんは、初めて接した米国について「私達が知っていたものとは全く
異なる世の中だった」とし、「まだ寂しいが、胸では自由を感じている」と
語った。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=75641&servcode=400§code=410 来年から仁川(インチョン)港からカーフェリーに乗用車を積んで中国に行き、
マイカーで中国全域を自由に旅行することができることになった。
11日、海洋水産部と韓中カーフェリー業社の集まりである黄海(ファンヘ)
貨客船社協議会によると今年、試験的に運営をした後、来年1月から旅行客が
カーフェリーにマイカーを積んで中国旅行をすることができるようになる。
現在、韓日カーフェリーには自家用乗用車輸送が可能で、日本からの旅行客が
増えている現状だ。
2004年、韓中海運会談でカーフェリーによる自動車ツアーおよび貨物運送
を推進するという原則で合意したのに相次ぎ、これまで両国カーフェリー業界
間にツアー商品開発など実務協議が大詰めの段階にきている。
両国カーフェリー業界はまず今月から8月まで第1段階試験運営期間には中国
威海市界内でのみ自家用乗用車によるツアーが可能になることで合意した。
引き続き9月から年末までの第2段階試験運営期間には青島、石島、煙台など
仁川港からカーフェリーが運航される山東省内の5港に乗用車を積んで行く
ことができることとし、自動車ツアーも山東省全域に拡大することにした。
来年1月1日からは仁川〜中国の10のカーフェリー航路すべてに拡大し、
旅行客がマイカーで中国全域を旅行できるものとすることで合意した。