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208現代グループ会長、鄭夢準議員を名指しで批判
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/13/20060513000019.html

玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長がこれまで10日間あまりの沈黙を破り11日、義弟にあたる現代重工業の筆頭株主、
鄭夢準(チョン・モンジュン)議員への直接攻撃に出た。
「いわゆる夫の弟の騒動は私にとって家族の意味を再度考えさせられるような心痛」と鄭議員を直接問いただした。
玄会長は去年9月、現代峨山の金潤圭(キム・ユンギュ)前社長の退陣をめぐり北朝鮮と対立していた時もグループのホームページ
にコメントを掲載したことがある。
当時、玄会長は「“泣いて馬謖(ばしょく)を斬る”決断」として、金前社長退陣を強行する意思を表明することで対北朝鮮事業の
危機を脱した。
「愛する現代の役職員へ」というタイトルで11日、掲載された文面には、動揺する現代グループ内部をまとめ、現代グループ経営権
をめぐる争いに対し、冷え切った世間の関心を呼び戻そうとの意図が見え隠れする。
つれない鄭議員に対する寂しさ・憤慨・危機感の込められた強い表現があちこちに出ているのも、このためだと分析される。
玄会長は現代重工業グループの現代商船株買い入れを「敵対的M&A(買収・合併)を試みている」と規定、「故・鄭夢憲(チョン・モン
ホン)会長がなくなって3年も経たないうちに、鄭夢憲会長の兄弟であり、その息子の叔父にあたる鄭議員が、現代グループの経営権
を奪おうとしているのを見ると、家族の意味をあらためて考えさせられる」としている。
さらに玄会長は、現代一族の一部で提起されている‘嫡統(=嫡流、嫡出子の血筋)’問題に関し、「私は鄭家に嫁いで30年の歳月
を過ごした鄭家の人間で、鄭夢憲会長の子どもたちも全員、鄭の姓を持つ。鄭議員が鄭家直系の子孫による経営に執着するのは前
近代的で、時代錯誤的な考え方」と批判した。
そして「このような考え方を持った人が政治指導者として、また企業経営者として道徳的な資質があるのか、疑問を感じさせる」と
激しく非難した。
209現代グループ会長、鄭夢準議員を名指しで批判:2006/05/14(日) 09:01:16 ID:t8d/9bdy0
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/13/20060513000019.html

また「叔父の騒動などで苦しい時、“私は知らない”といった鄭議員が、現代グループが危機を乗り越え経営実績が改善するとすぐ
に、卑劣な方法で兄の企業を奪い取ろうとしている。白馬の騎士(white knight=第3者による友好的買収)で純粋な投資というなら、
5,000億ウォン(約592億円)という巨額を投じて現代グループに何の相談もなしに株を買いあさる必要はない」とも述べている。
玄会長は鄭議員の敏感な部分となっている2002年大統領選当時の身の振り方にもかみついた。「大統領選当時、鄭議員が言うことを
変えて信頼を裏切ったように、いつも言うことを変えて経営権保護を装った腹黒い裏切り行為を見せるだろう」と主張した。
玄会長は「親族たちの援助も受けずに一人きりで夫が残した巨額の負債を返済するため苦労した」とこの3年間を振り返り「私たちは
(経営権の危機を)乗り越えられる」と強調した。
現代重工業は公には「ノーコメント」という立場を表明している。現代重工業の上層部関係者は「(玄会長が)グループ内部のホーム
ページに社員あてに書いた文面である以上、コメントのしようがない。(現代商船株買収は‘白馬の騎士’としての純粋な投資という)
これまでの立場に変わりはない」と語っている。
210ガソリン価格がまた最高値を更新:2006/05/14(日) 09:03:22 ID:t8d/9bdy0
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/13/20060513000017.html

ガソリンの消費者価格が2週連続で最高値を更新した。
軽油は4週、灯油は3週連続で最高価格を更新している。
韓国石油公社が全国のガソリンスタンド980カ所を対象に調査したところ、5月第2週のガソリンの平均小売価格は先週の1リットル当たり1543ウォン(約181円)
に比べ1.1ウォン値上がりした1544ウォンだったことがわかった。
2004年に平均1365ウォン(約160円)だったのに比べると179ウォン(13%)上昇しており、昨年平均の1432ウォン(168円)と比べても112ウォン(8%)上昇して
いる。
軽油価格も10週連続で上昇し、1リットル当たり1254ウォン(約147円)を記録した。家庭用の灯油は1リットル当たり960.4ウォン(約113円)、ボイラー用の
灯油は966.9ウォン(約114円)だった。
昨年韓国の原油輸入量の81%を占めた中東産ドバイ油の価格は、昨年4月の平均1バレル47.21ドル(約5200円)から、今年の4月には64.22ドル(約7100円)と
36%上昇した。
一方ガソリン価格は昨年4月の平均1414ウォン(約166円)から今年4月には1506ウォン(約177円)に6.5%上昇した。国際原油価格の上昇に比べガソリンの
価格上昇が緩やかなのはガソリンに占める税金の割合が高いためだ。
産業資源部は「最近のウォン高とガソリン税の高さ(1リットル当たり877ウォン(約103円))が価格上昇を緩やかにする結果となっている」と話した。
製油業界などでは油類税の引き下げを求めているが、産業資源部は「引き下げは考えていない」と明らかにした。
211双龍車、中国でアクティオン発売 :2006/05/14(日) 09:06:22 ID:t8d/9bdy0
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/12/20060512000054.html
                                             
双龍自動車が、中国市場でSUV(スポーツユーティリティー車両)アクティオンを発売した。
双龍車は11日、中国広州で双龍車営業部門長カン・ムンソク副社長と上海汽車工業販売有限公司(SAISC)胡順華副社長など100人余りが参加するなか
アクティオンの発売発表会を行った。
アクティオンの中国モデル名は“力強い走り”“疾走”を意味する「愛騰」(アイティン)に決定した。
カン・ムンソク副社長は「20〜30代が主要ターゲット」とし「中国国内の販売は、上海自動車グループ(SAIC MOTOR)系列の販売専門会社SAISCが
担当する」と話した。
同氏はまた、「今年500台の販売を目指すほか、中国のディーゼル車市場も積極的に開拓していく」と話した。
双龍車はこの日、第1四半期(1〜3月)の販売台数は3万583台となり7298億ウォンの売上高を計上したものの、営業損益が253億ウォンの赤字と
なったほか、当期純利益も233億ウォンの赤字を計上したと発表した。
                                             
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/10/20060510000026.html

現代自動車がウォン高とライバル会社トヨタのダブル攻撃で内憂外患を抱えている。大幅なドル安で輸出車価格を引き上げなければならないのに、トヨタが
低価格方針を打ち出していることから、シェアを守るため泣く泣く値下げしている状況だ。
このため現代車の収益性は急激に悪化し、経営ヘの深刻な打撃が予想されている。

◆現代車、値上げ後また値下げ 

現代車は年初から続くウォン高による損失を減らすため、昨年末アメリカで1万3,255ドル(約147万円)で販売していたベルナ(輸出名アクセント)の価格を
今年3月から1万3,845ドル(約154万円)と4.5%(590ドル、55万ウォン)引き上げた。
しかしトヨタは3月に競合車種の小型車ヤリス(旧エコ、日本名ヴィッツ)の価格をベルナより715ドル(67万ウォン)安い1万3,130ドル(約146万円)で販売し、
現代車にプレッシャーをかけた。
このため現代車ベルナの3月アメリカ売り上げは去年同月比45%と激減した。
現代証券アナリストのソン・サンフン氏は「今年ドル相場がウォン高に転じているが、円・ドルのレートはほとんど変わっていないため、トヨタはヤリスの価格
を低く維持できている」と説明する。
ドル相場(対ウォン)は去年 4月平均1ドル=1,010.9ウォンから今年4月には同954.4ウォンまでウォン高が進んだ。
一方、同期間のドル相場(対円)は1ドル=107.3円から同117.1円と推移している。
現代車は結局、苦肉の策としてベルナの値上げ幅(590ドル)より多い1,000ドル(約11万円)のインセンティブ(売り上げ報償金)をディーラーに提供し、4月
の販売減少幅を13%に減らした。
現代車関係者は「市場はある程度守ったが、ディーラーたちに1,000ドルという過度なインセンティブを提供したため収益をあきらめなければならなくなった」
と話す。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/10/20060510000026.html
                                             
現代車はディーラーにインセンティブを与えるよりも消費者価格を下げるほうが有利と判断、6月からはベルナを300ドルほど値下げする予定だ。
ウォン高による損失を減らすため値上げしたのに、トヨタの低価格攻勢に押されて売り上げが落ちると、また値下げすることになったというわけだ。
現代車はソナタのアメリカ販売価格も3月に600ドル(56万ウォン)引き上げたが、これによる売り上げ減少を防ぐためディーラーに約2, 000ドルのインセンティブ
を支払っている。
                                             
◆トヨタ、発展途上国でも現代車を圧迫 
                                             
トヨタはインドをはじめとする新興経済開発国の市場を目標に80万円(=672万ウォン)以下の低価格車種を2010年までに開発するとしている。
車種は排気量1,000ccクラスの小型乗用車で、トヨタはエンジンなどの部品素材段階から原価削減を推進する。
この車種の設計は日本の研究センターで行い、部品調逹や生産はインドなどの海外現地工場で行う方針だ。
インドに続き中南米や中部ヨーロッパにもこの車種を投入する計画だ。
トヨタの低価格車種開発はインドに代表される発展途上国市場で現代車に押されている価格競争力を強化するためとのこと。
韓国自動車工業協会の姜哲求(カン・チョルグ)理事は「現代車がウォン高と会長逮捕という二重苦にあえいでいる状況に乗じて、
トヨタは大々的な攻勢に出ているようだ」と話している。