ホンダのハイブリッドはどうして失敗したのか

このエントリーをはてなブックマークに追加
51名無しさん@そうだドライブへ行こう

日経新聞は22日付け朝刊でホンダが2007年発売の次期型フィットに
20万円高程度のハイブリッド車を設定し、世界中で販売するとスクープした
(ホンダは認めていない)。真偽のほどは不明ながら、ホンダの誰かが(この
場合、役員クラスかと)コメントしたのだと思われる。実際、次期型フィット
にハイブリッド車を設定するというウワサ、ありますから。話としては面白い。
このくらいの意気込みを持ってハイブリッドに取り組まない限り、トヨタとの
遅れを取り戻せないかと。というか実現できたら素晴らしい! しかし高い
ハードルが2つあるんじゃなかろうか。御存知の通りハイブリッドはモーター、
インバーター、バッテリーという電気3点セットを必要とする。いずれも
高額なパーツのため、20万円高というのはトヨタでさえ数年後の目標。
しかもプリウスのトヨタ式なら、高価な変速機(5速ATでもCVTでも売価
ベースで10万円程度)が不要というコストダウン要因あります。対して
シビックなどが採用しているホンダ式のハイブリッド、CVTを使わないと
ダメ。もちろんトヨタ式よりモーターもバッテリーも小さくて良いけれど、
だからといって半分で済むワケじゃない。だからこそシビックのハイブリッドは
プリウスより高いのだ。二つ目はバッテリー。トヨタ傘下のパナソニック
エナジー社のバッテリーを除けば、ニッケル水素バッテリーにしても、
リチウムイオンにしても信頼性確保が難しい。パナソニックエナジー社だって
初期は大赤字でしたから。イキナリ全世界で展開し、トラブル出たら大きな
損失になってしまう。逆に記事通り実現できたなら凄い! 
www.kunisawa.net
www.kunisawa.net/column/archives/000679.html