レクサス GS450h “version L”パート2
(前略)これらを総合的に見るともはや敵なし。ハイテク日本の象徴とも
言うべきクルマがついに登場した。
レクサスの旗艦としてのハイブリッドは実に効果的だ。これまでレクサスに
興味を持たなかった高級車オーナーたちが、続々とGS450hを目当てにレクサス
ディーラーを訪問し、試乗している。売れるかどうかは別として、これからの
高級車のあり方を考えさせるという点で、そのインパクトは強烈だ。
GS450hはこれまでのどんなクルマとも走り味が違う。慣性で転がっていく
感覚がなく、常に路面に張り付いたような独特の接地感、ギアを一段落として
走っているかのように常に保たれるトルク感、プリウスなどと同様の
引き戻されるような独特のブレーキング感覚、ワープするように一気に速度を
増す加速感など、すでにハイブリッド独自の乗り味というものができあがって
いる。好むか好まざるかは、ぜひ試乗して確かめて欲しい。ハイブリッドの
速さとは、ガソリン車のそれとこれほど違うということを体感するために。
クルマ好きのためのハイブリッド、その世界への第一歩がGS450hによって踏み
出されている。
http://motordays.com/ncarimp/lexusgs450h20060415/index.html