なぜこんなに手抜きで腐ったヨタ脚なの(笑)

フニャ足フニャ足と言われるトヨタ車だけど、そうだろうか？
スーパーストラット車はガチガチだし、ｂＢとかブリットなんかも硬い。
あとはカルディナＧＴ系。硬めりゃ良いってものじゃないと言いたく
なるくらいゴツゴツ系の乗り味。ワゴンでこの脚は理解に苦しむ。
一方、多くのサルーン系はフニャ足。

ということで思うんだ。なんか両極端じゃないかとね。
柔かい硬いを分かり易く演出しているからかベストと思える足が無い。
フニャ足が中高年に好まれるのは分かるし、フニャ足にしてソフトな方向を
するのはアリだろう。こういう方向はトヨタは手慣れたものだし耐久面でも有利。
しかし、スポーツ系の足になると、硬く跳ねるだけの足になってしまう。
スーパーストラットは、ストラットが故のアライメント変化を抑えこむため
極力ストロークさせないし、タイムを狙った足。だからボディも早く痛む。
ダンパーに金掛けないからか？ボディが弱いからか？同じくらい硬い他社の
車にくらべて不快な突き上げを感じることが多い。
以上がトヨタ車の一般的な印象であるが、新しい動きも見られる。たとえば
新クラウンである。乗り味はストローク感に欠け、従来より快適性は確実に落ちた。
単に脚を固めるのではなく、フニャ脚でも節度あるものなら良いわけだし、
こうした姿勢は自らの伝統や方向性への自信の無さを暗に示すものでもある。
とにもかくにも、バカの一つ覚えのように、安直にドイツ車を目標にするのは
激しく興ざめである。クラウンでは日本の車として誇りを大切にして欲しかった。
そんなこと言ったって中身はマークXと同じだし、という言い訳が聞こえてきそうだ。