実際のところ、トヨタは本当にエコなどは全く考えていないのだ。
(1)ハイブリッドでお茶を濁すより、ディーゼルのクリーン化が先決では?
業界団体のトップとして、もっと先導役としての活動をするべきではないか。
たとえ地味でも、本当にエコを考慮するメーカーならディーゼルを放置できるか?
(2)ハイブリッドをしきりに売りたいようだが、その一方で、大排気量車を次々に登場させ、
排気量アップさえ厭わないのは何故?大きく重たい高級車こそ良い車という価値観が崩壊
するのを恐れている節を感じるが、こういう価値観から覆す気もないのに、上辺だけエコエコ
と言われてもまったく滑稽なのである。商売だから・・・というのなら偽善ぶった宣伝は
やめるのが筋だと思うのだが。もとより今後は既存車にもマイルドハイブリッドを展開していく
はずでは無かったのか?儲からないとなると途端にやめてしまう、非常に分かりやすい体質では
エコを語る資格無しだろう。
(3)カンバン方式の弊害として、トラックに時間調整を強いるため無用なアイドリング駐車を
招いている。ジャストインタイムとは聞こえは良いが、周囲はまったく迷惑な話。
(4)相変わらず販売店対策という意味合いの、上もの取替え(着せ替え)車が存在する。
エコを唱える企業が、余計なエネルギーを浪費するような事を何故できるのか。
(5)おまけに、愛知万博では森林伐採に加担。環境をテーマとする同万博の汚点。
トヨタホームの今後まで視野に入れての施策かもしれないが、あからさますぎ。
このように行き当たりバッタリというか自己チュー、さらには矛盾だらけのエコ提唱。
これが日本の最大手企業の姿だと思うと情けなる。なんとかならないのだろうか?
(上の中身にもし間違いがあるなら指摘してもらいたい)
はっきりいって、日本一の自動車塵を生産し続ける企業です。