週明け三菱ふそう聴取へ 欠陥リコール後の報告怠り
三菱ふそうトラック・バスが大型トラックの欠陥リコール後、改修済みの車や新車に火災などが相次いだのに公表せず国にも報告していなかった問題で、国交省は26日、週明けに同社幹部を呼び、道路運送車両法に基づき詳しい事情を聴くことを決めた。
三菱ふそうが1月に不正の再発防止策を公表したのに、重大な情報が同社トップにも上がらない組織上の問題も重視。今後、再発防止策のチェックで立ち入り検査をする際に、今回の問題の背景の調査も行う予定。
今回の欠陥は、ナットの締め付けが緩いため振動で脱落、車軸がずれてタイヤが車体と接触し過熱、発火する恐れがある。昨年9月22日のリコール届け出直後の同28日に最初の火災が発生。国交省が調査指示したが、回答は今年2月と大幅に遅れた。
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