【2005年8月】レクサスLEXUS統合スレ2【日本上陸】

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527名無しさん@そうだドライブへ行こう
L技術の海外移転 T九州を拠点化 対アジア視野に

 Tの次期社長、渡辺捷昭副社長は二十一日、生産子会社のT九州(福岡県
宮田町)を将来、高級車種「L」シリーズの生産技術海外移転拠点に
位置付ける意向を表明した。同日、福岡市であったシンポジウム「アジアの
中の日本」(野村証券主催)の講演の中で明らかにした。T九州は、地理的に
近い中国などアジアへの技術やノウハウ発信を視野に入れている。
 この日の講演で、渡辺副社長はT九州について「Tグローバル戦略の中で、
世界の情報発信基地として大きく期待している。世界にノウハウを発信できる
工場」と述べた。
 さらに講演後、西日本新聞の取材に対し「(国外で唯一Lを生産する)
カナダ以外にLをどこで生産するかは決まっていないが、将来、海外で
生産する場合は、T九州が技術移転などで重要な拠点になる」とした。
 T九州は、カナダ工場が二〇〇三年に国外で初めてLの生産を開始した際、
社員を同工場に派遣し、技術指導を担当した実績がある。T九州はこのとき、
Lシリーズとして北米向けに輸出しているスポーツタイプ多目的車(SUV)
「ハリアー」の生産台数の約20%をカナダ工場へ移管した。
 今年九月に予定するT九州の増産では、新工場で「アルテッツァ」や
「ウィンダム」といった乗用車タイプのLを年二十万台生産する態勢を整える。
この増産で生産能力は二十三万台から四十三万台に拡大する。渡辺副社長は
「T九州の60%をL生産に充て、現在の北米中心の輸出から、世界の
輸出基地にしたい」と述べた。
 一方、T九州の渡辺顕好社長は「Lを将来、中国で生産する場合、地域的に
近い当社が支援することになるだろう。そのときは対応しなければならない」
と話している。