>>10 に書いてあるし、レジェンド本を見れば芝端康二という
名前をみつけることが出来るだろう。
SH−AWD開発の主要エンジニアである芝端康二氏は1986年まで
日産のエンジニアだった人。
日産時代にはFRリアサスでセミトレ、初期型マルチリンクサスを作った人。
HICASも芝端氏が桜井真一郎氏の下、開発したといわれている。
芝端氏がホンダに‘移籍’したのは1986年。
日産が1987年にMID4-Uが参考出品された前の年。
つまり、日産がポルシェ959(1983年発表)の解析を完了。
2年後のスカイラインGT-R発売前、市販レベルに落とし込んだあたりで
ホンダに移ったと思われる。
ホンダに移ってからは当時FRがなかったホンダで4WDを研究。
この時点で駆動力左右配分を製作。
SH4(スーパーハンドリング4、芝端4か?)と呼ばれたシステムである。
当時、ジャーナリストに公開されたときはインテグラにリショルムコンプレッサーを
搭載したモデルで、インテグラのスペシャルモデルで市販されるのではないか
と噂されたこともあった。