371 :以前のカキコ :04/06/06 23:54 ID:O1GJHKLG
トヨタ流リコール回避法
ある車のシートレール取り付け部の設計ミスがあったんだが、
発売を遅らせることは絶対NGとのお達しがあり、発売となった。
衝突時、シートの固定が外れてしまうという不具合だ。
ただ、部品ロットにより発生するもので全数ではない。
某2リッター級セダン。
何故踏み切ったか?実は上の方でこのよな判断があった。
実際に走らせて不具合が即発生する可能性はきわめて低く、
発売を遅らせるに値しない。また、発売直前の延期はイメージが悪い。
しかし発売後即リコールをかけるのもイメージ的にマイナス。
それで、既に手が回らない車種については初回点検(1ヶ月)時に
部品交換という手で対応することになった。もちろん生産の方には
即フィードバックがかかった。
この部品交換の理由が注目なんだが、現場(生産、Dラー)には、
シートの動きが渋い点を改善する、という名目に替えられていた。
現場やDラーの人間の大半は、さすがトヨタ!と完全に騙されている。
対象車番のものは全対応となり、交換後の部品を回収するあたりで、
勘の良いDラーマンなら、気付いているかも知れない。
ま、事なきを得て、自分もホッとしている人間でもあるが、
これなんか氷山の一角と認識した方が良い。