【メーカー】トヨタ総合スレッド 第1号

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492004.03.17
☆トヨタが渋滞時に使えるクルーズコントロールを発表,0〜30km/hで先行車を追従☆


トヨタ自動車は,低速域でも利用可能なクルーズコントロール機能を発表した。
2004年夏に発売予定の新型車に搭載するという。
新システムの名称は「レーダークルーズコントロール(低速追従モード付き)」で,
0〜30km/hという低速域で先行車に追従するよう速度のコントロールが可能。
先行車が停止したときは警告音などで運転者に警告し,それでもブレーキ操作がなかった場合は自動的に停止する。
日産自動車でも「低速追従機能付車間自動制御システム」として低速時に使えるクルーズコントロールを発表しており,
2004年発表の高級車に搭載する予定だ。
それに対してトヨタ自動車が発表したシステムでは,ブレーキを踏んでいない場合にも停止できるのが特徴。
ただし,停止した後に追従制御はOFFになり,クリープで走行を再開する。
0km/hで完全に停止する機能は,国交省がまだ認可していないための措置だ。
すでに「セルシオ」などで高速走行時に動作するクルーズコントロールを搭載しているが,
今回のシステムは特に新たなハードウエアは搭載していない。
レーザーセンサで前方35m,左右に18°の範囲を検知するが,従来型と共通のセンサを使う。
また,ブレーキは「エスティマハイブリッド」「プリウス」などに搭載しているフル電子制御ブレーキの「ECB」とした。
低速域で微妙なブレーキ操作が必要なためだという。

運転者には速度が0km/hになる前に,警告音と表示で警告する。
いったん0km/hになったあと,追従制御はキャンセル。
そのためトヨタの説明員も,完全な停止ではなく「ほとんど停止」と説明する。