ざ・総括 日産ティアナ
日産の財産(ヘリテージ)は何処へ?
★★☆☆☆
FF-Lプラットフォームを採用
PL「ティアナは日産のブルーステージでシルフィとセドリックの間を埋める
位置づけのクルマだ。
日産ではローレル、セフィーロの後継車としているようだ。」
プ「一昨年、北米でCOTYを受賞したアルティマと一緒のプラットフォーム、
日産ではFFのラージクラス、FF−Lと呼ばれるプラットフォームを
使ってます。
同じく北米デビューしたマキシマ、ムラーノや日本では今年、夏に出てくる
プレサージュの後継モデルにもこのプラットフォームは流用されます。」
E2「日本で今このサイズを売るのはきついでしょう。」
プ「全幅は北米のアルティマより小さくて、最終型のセフィーロよりも
全高以外は小さく、ローレルよりは大きい。
ライバルと見られるトヨタのマークUよりはほんの少し大きいくらいです。」
E1「ヒットした2代目セフィーロの後継車的なイメージですよね。
ただインテリアばかりクローズアップされて、有名俳優をCMに起用した
初代、2代目セフィーロほど華がない(苦笑)。」
編「ところがこのティアナ、車両型式をみるとJ31。2代目セフィーロ(A32)
に統合されたマキシマの型式がJ30だったんですよ。」
PL「先祖がえりか(笑)。しかし、気になるのは、35年続いてきたブランドの
ローレル、「お元気ですか」から定着してきた「セフィーロ」という
ブランドを無くしてしまって良いものかと思うのだが。」