スカイライン250GTm VS アコード24TL Part2

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536名無しさん@そうだドライブへ行こう
>>505
恥骨とシートに挟まれて、ということに。
アクティブシートクッションは、乗員を下から斜め後方に押し上げて、
衝撃で前方に移動しようとする乗員を抑え込む役割がある。
上半身の合成加速度や大腿骨の衝撃荷重を減らす上で、大きな効果があるから
日産は標準装備にして試験にも必ず使用されるようにしたのだと。

日産は昔から日本の衝突試験で良い結果を取ること、それを広告戦略に
活用することにかなり重点を置いていると思う。新聞の全面広告で「トリプルA」を
喧伝したり、最近では「シックススター」をやはり喧伝している。

同時に試験で効果のある"安全装備"を、とにかく早く市販車に持ち込む方針を取ってきている。
それは多分に他社に対する安全先行イメージを広告で打ち出す意味があるだろうけど、
それを装備する上で、逆に生じる危険な状況は考慮していないように思う。

例えばドアにもたれかかって寝ている子供がいるときに側面衝突があれば、サイドエアバッグで
首が飛んでしまうということが分かったとき、それをメーカとして「試験がない」と無視するか、
何らかの防止策を講じるか、という点で各社に差が出る。

防止策を取り込んだ上で市場に出すメーカもある一方で、日産は無視をする側についた。
アクティブシートクッションもまたサイドエアバッグと同様に、試験のための装備で
生じ得る危険はないがしろにされていると思う。