624 :
おせっかい1:
現行ユーロ海苔です。
レジェンドって人気無いんだねぇ、やっぱり。
乗ってみると本当に良さが分かるんだけどね。
ちなみに運転のしやすさや、このスレでよく言われるようなフラット感は、
他車と比較すればよく分かるよ。
俺が過去に乗った車との比較を以下にまとめといたから、暇な奴は読むよろし。
625 :
おせっかい2:03/01/04 23:59 ID:inpG8gC6
現行ユーロ海苔です。
レジェンドって人気無いんだねぇ、やっぱり。
●トヨタ・ウィンダム3.0
乗り込んだ瞬間から静か。エンジン音は少し電気モーターのような音が聞こえる感じ。
ハンドリングは遊びが多めで少し不安。走りは出足がモッサリとした感じで、外見とは裏腹に軽快感は無し。
内装は見た目はいいが、触ってみると一つ一つが薄っぺらい感じ。安っぽさが後からにじみ出てきそうな印象。
高級車でも無くスポーティでもない・・・大衆車をちょっと豪華に見せるために、内外装をペタペタと安い予算で整形手術したような全体印象。
高級車としての素性の悪さがにじみ出ている。所詮は大衆車カムリか。
同じ大排気量FFでも、レジェンドと比較するにはかなり無理のある車だと思う。
●トヨタ・クラウンロイヤル2.5
乗り込んだ瞬間から静か。トヨタ特有の静かさなのか、ドアを閉めた状態での遮音性が優れている。
ハンドリングが悪い。これがオヤジ車と結われる所以なのか、とにかくタイヤが何処を向いているのか非常に分かりにくい。
走りはフワフワ感たっぷり。アクセルを少し強めに踏むと、前後に大きく車体がぶれる。
また、高速に入ると一転してエンジン音がうるさくなる。遮音性はいいがエンジンが静かというわけではなさそう。
内装はゴテゴテした感じ。一見豪華に見えるも、プラスチッキーな木目調パネルはすぐに飽きそう。
さすがのトヨタも、この車は海外に出せないわけだ・・・と変に納得させられる出来。
明らかに時系列がずれた内外装。「グリルはでっかい方がいい」と言わんばかりの、日本のセンスゼロのオヤジ的価値観だけに支えられた車だと思う。
626 :
おせっかい3:03/01/05 00:00 ID:JPUtFYCS
●トヨタ・アリストS300
スポーティを全面に打ち出しているはずのこの車。
まず本当にこのエクステリアはカッコいいのか?・・・と激しく問い詰めたい。
先代のジウジアーロデザインの方がよっぽどカッコよかったと思うのは、俺だけだろうか?
トヨタの社員が作り上げたというこのモッサリとしたお尻を誰も(どの評論家も)突っ込まないのは、
トヨタの封じ込め工作ではないのかと疑りたくもなる。
そういえばアルテッツァなるスポーツFR車も、発売当初だけは各誌で絶賛されてたような・・・。
まァそれは良しとしてだ。・・・何だこの内装は?これはクラウンか?いや、クラウンより酷い。
シートの位置が明らかにクラウンだ。何処がスポーティなんだ?
こんなドライビングポジションの車をスポーツセダンを語らせるとは、トヨタ商法恐るべし。
レジェンドと比較される資格の無い車。アリストを有り難がって乗っている奴は間違いなく車を知らない。
627 :
おせっかい4:03/01/05 00:01 ID:JPUtFYCS
●トヨタ・セルシオ eRバージョンB
静か。走っても静か。この遮音性はやはり凄い。
しかし、スポーティな足を売りにしているはずのeRバージョン、期待はずれだ。
クラウンよりはしっかりしているものの、フワフワ感は拭えていない。
アクセルの踏み心地も悪い。車の速さを調整しにくいのだ。
ハンドリングやブレーキも含めて、「こんなものか」と落胆せざるを得ない出来。
600万円超という価格だからこそ生じる期待感は、見事に裏切られる。
また、高速道路に入り100キロを超えると、やはり急に車内が騒がしくなる。
これはクラウンでもそうだったが、吸音材の詰め込み技術に頼りすぎているトヨタのウィークポイントであろう。
内装だが、クラウンを少し洗練した程度で、センスがいいとは到底言えないテカテカ感のオンパレード。
本皮シートも触りごこちはいいのだが、薄っぺらい感じで耐久性に疑問が残る。
小さい穴が無数に空いていて、そこからエアコンの空気が出るという。
本当にメリットのある装備なのか?と、正直疑う。それだったら、長時間体を預けるシートなのだから、基本性能をもっと作りこめばいいのではないのか?
しかも内装以外の他の面に目を向けると、途端に分が悪くなる。
豪華先進装備と車内の静かさ・・・この2点が突出している事がセルシオの全てであり、
特に走りに関してはいいところが何も無い。
100キロ制限の日本国内に限れば、本来語るべき領域では無いのだろうが、
この車はドイツのアウトバーンでは、堂々と追い越し車線を走れる車ではない。
628 :
おせっかい5:03/01/05 00:03 ID:JPUtFYCS
●ベンツSクラス320(W140)
乗り込むだけでは静かさは体感出来ないが、走り出すと驚くほどに静か。
安定感も凄い。最初「こんなに硬くていいのか?」と戸惑うほどのしっかりとした足である。
ボディの剛性感が凄い。パワーウィンドウはガラスが2重になっている。
高速に入ると、その静粛性はセルシオの比ではない。そして道路にベタッと張り付くような安定感。
アウトバーンで鍛えられたこの走りは、エンジンの煮詰めが別次元である事と、
足回りの徹底した洗練度に起因しているとしか考えられない。
街中で40〜60キロで流している時は、普通にエンジン音や風切り音が入ってくるのに、
高速に入った途端に急に超快適に変貌する室内・・・。
かなりアクセル自体が硬く、走りはさすがに重たいが、嫌なモッサリ感は無い。
速度調節に困らない適度なスポーティさと、国産には無い重圧感のあるドライブ感だ。
ブレーキもよく効く。急停車しても車体が前後にぶれない。やはりトヨタ車とは全く違う事を痛感した。
内装は特別仕様だったので豪華だった。しかし安っぽいテカテカ光る木目調パネルではない。
モダンなリビングを思わせる印象。シートはブラウン色の厚手の本皮だった。
629 :
おせっかい6:03/01/05 00:04 ID:JPUtFYCS
以上だ。ちなみにレジェンドは高速領域がベンツに非常に似ている。
しかもスペック以上のパワー感がある。多分、アリストのVにも出足は負けないだろう。
ハンドリングやアクセルの操蛇感が非常にナチュラルで運転がしやすく、
足回りがしっかりしているのでスポーティな走りが満喫できる。
ベンツSクラスより軽快感があるので街中も運転しやすい。
内装はチャチの一言。ただオプションで天童木工という選択肢はあるが。
装備もたいしたものは無い。セルシオのような先進装備は皆無である。
ただひとつ言えるのは、「センスは悪くない」という事。
徹底して「さりげない上質」しているレジェンドは、国内では貴重な存在。
日本人がこういった良さに気付かないというのは、デザイン発展途上国である日本国内では仕方の無い事ではある。
ドイツではアウディが脅威に感じ、北米では売れまくっているレジェンド。
むしろ海外での評価が高いこの車を、日本国内でひっそりと所有し、
街中をノーマルでスルスルと流す快感はなかなかのものである。