FK506プロトピック使用報告スレッド[その2]

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637名無しさん@まいぺ〜す
http://www.ombas.co.jp/ronbun/r03.html
もしステロイド外用剤を使用するとすれば、前より
も多量の外用薬を使用しなければならなくなる。これが
患者や医者がいつも経験しているステロイド使用時のス
テロイド剤増量のメカニズムである。『ステロイド依存
症』 のメカニズムである。
 減量どころか、増量せずには変成した酸化コレステロ
ールを中和できないのである。そして、それも一時的な
ことである。全身投与よりも局所投与の方が副腎機能低
下を招きにくいが、局所投与には組織沈着による酸化コ
レステロールへの変成という別の困難さがある。
 このようなステロイド依存がくると、酸化コレステロ
ールの反応により炎症性サイトカインがストレスによっ
て多量に放出されるようになり、独特の炎症像がつくら
れていく。 元のアトピー性皮膚炎とは異なり、ステロ
イドを塗った場所に特異的にすき間のない炎症が出現し
てくる。全身反応なので、ステロイドを塗らない場所に
さえ広がる。ステロイドが切れた時にである。
 誤解のないために言うが、痒くて掻いたから炎症が出
たのではなく、ステロイドが切れたために一瞬にして炎
症が引き起こされ痒くなるのである。