歯とアトピーの関係。

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1名無しさん@まいぺ〜す
明日、歯に埋め込んでいる金属を全てセラミックスに変えます。
これで治るかどうか?ちなみに、一本5万円成り。
2名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 19:17
金属アレルギーは、ピアスとかイヤリングなどの貴金属類だけではなく、歯科で使われている金属でもアレルギー反応を起こす人がいます。
    

 金属アレルギーは一度起こると一生治らないことが多く、やっかいなもので、厚生省の調べでは、皮膚トラブルの原因の約80%が金属アレルギーだといわれています。
 金属の中でアレルギー反応を起こしやすいのが、ニッケル、コバルトなどです。ニッケルは安価で加工しやすく錆びにくいためにメッキや合金によく使われるのですが、他の金属に比べると溶け出しやすく、汗などに含まれる塩素イオンの作用により溶けやすくなる性質があります。
 歯科で使われる金属にも同じ事が言えます。口腔内はいつも湿っているし、金属が直接皮下組織と接触し、組織液や唾液によって微量ながら溶けだした金属イオンが体内に取り入れられて、アレルギーを起こすといわれています。

 ニッケルやコバルトも、以前はクラウンとかブリッジにも使われていましたが、アレルギーの問題と、硬すぎて操作性が悪いなどの理由で、今はあまり使われることがなくなりましたが、今でも、これらの金属は義歯のクラスプとかバーなどによく使われています。確率は減りますが、歯科用金属でよく使われるパラジウムでもアレルギーは出ますし、わずかですが白金や金なども原因になります。


 金属アレルギーは皮膚炎だけじゃなく、気分が悪くなったりとか体調が悪くなることもあります。よくアレルギーを起こす人は、何が原因なのか、皮膚科でパッチテストを受けることをお勧めします。
    

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水銀   23.0%
ニッケル 13.5%
コバルト 13.5%
スズ   12.8%
パラジウム11.3%
クロム  9.5%
銅    7.3%
白金   3.6%
亜鉛   1.8%
金    1.8%
カドミウム1.5%
(1987年、東京都済生会中央病院皮膚科の金属パッチテスト調べ)
3名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 19:29
かぶれやすい金属の種類としてはニッケル、コバルト、クロムが多く、金(ゴールド)でもかぶれることがあります。金の装身具は金の土台がニッケルーコバルトなどの合金であることが多く、土台部分が露出していてかぶれることがあります。革のなめしにクロムを利用していた外国製の革製品、土、砂やセメントに含まれるクロム、金属の含まれる顔料などのかぶれは、金属アレルギーと気づかない場合もあります。金属アレルギーは皮膚に触れる金属で起こるだけではありません。手足の皮膚炎、治りにくい湿疹や口の中の粘膜や唇の発疹が、虫歯の治療に用いられる金属による場合もあります。骨折のために埋めこまれた金属や食べ物に含まれる金属も、アレルギーの原因になり得ると考えられます。
 アレルギーの治療の原則はアレルギーを起こす原因を避ける事ですから、原因と考えられる物には触れないこと、出来る範囲で歯科金属や骨接合金属の交換をすること、原因と考えられる金属を多く含む食べ物を控えることが治療の基本です。原因を可能な範囲で探すことが、再発を防ぐ事になります。
 金属アレルギーを疑った場合やどの金属よるアレルギーなのかを確かめる方法は、パッチテストという方法があります。皮膚科を専門とする医療機関にご相談下さい。
4名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 19:33
歯の治療に使われているアマルガムは、水銀を含んでいます。
鉛、水銀、砒素など人体に影響する歯科材料を使用した治療をしている場合、ある時点で、やり直しを歯科医に相談した方がいいでしょう。
大人になって発症したやつとりあえず歯医者に行け。
5名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 19:34
6名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 19:40
とにかく上を見ろ!
7名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 19:50
手のひらや指の腹に小さな水疱が次から次に生じて湿疹化する小水疱性手湿疹は、汗疱状湿疹とか異汗性湿疹ともよばれ、多くは原因不明で、慢性、再発性です。金属疹を疑うべき症例は、たとえ軽快している時期でも手掌の中央部には深い、透明な小水疱を有するのが特徴です。アレルゲンとなっている金属を多量に含む食品の制限や、該当する金属を含む歯科金属の除去で軽快、治癒する例は珍しくありません。
次に、難治な間擦疹も検討すべきです。脇の下や下腹部、陰部、大腿部などに湿疹病変がみられ、外用剤の副作用が出やすい部位でもあり、難治な例は困ります。石鹸や衣料品が原因の例もありますが結構金属のことがあります。長期間苦しんだ、陰嚢や肛門周囲の湿疹が劇的に軽快することも少なくありません。

  そのほか、薬剤摂取の既往の無い扁平苔癬や、原因不明の浮腫性紅斑なども、金属除去治療を考慮して検索するよい適応と考えられます。また、アレルギーがみつかったからといって直ちに疾患と結び付けることは危険ですが、成人発症のアトピー性皮膚炎や難治な湿疹の場合も、原因あるいは増悪因子として金属アレルギーが認められることがあり、一度は考慮してみることが大切だと思います。
8名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 19:56
痒疹(身体中に痒い丘疹が孤立性に多発する難治性疾患)で以前から通院中の
Mさん、なかなか経過が思わしくなく治療と同時に原因検索を種々続けて来まし
た。外用、内服治療の他、PUVA(紫外線療法)も行っても、思うように治療
効果があがらず御本人も当方も本当に困って居りました。痒疹の原因は多岐にわ
たり、50代男性のMさんには健康診断も兼ねて総合病院で成人病から癌検診ま
で一通りの検査を受けて頂きましたがいずれも異常なく、まこと「痒疹」は厄介
と溜息が出始めました。

そこで、再度問診を詳しく聞き直しましたところ、皮疹出現約5ケ月前頃に数度
にわたり歯科治療を受けておられたことを聞き出しました。
さて、体内金属なかんずく歯科金属アレルギーによる痒疹の報告をにわかに思い
出し、早速歯科金属パッチテストをやらせて頂きました。

すると、11種の歯科金属シリーズの中でパラジウムが明らかに陽性と出ました。
まだ此の時点で、Mさんのみならず私自身も歯科金属と皮疹の関連を疑っており
ましたが、Mさんを通じて歯科の先生にその材質を伺いましたところ、確かに
金銀銅パラジウムの成分が使われている由。

はて、本当にこの歯科金属を一度除去してもらって(実は同じ材質で3本もあり
ました)、痒疹が治るでしょうか? 「もし皮疹が消失しなかったらどうしよう」
私自身の迷いをよそに決断力あるMさんはさっさと歯科の先生にお願いして3本
とも歯科金属を除去しプラスチック製の仮の歯冠をかぶせて来院されました。

金属を除去して4週間、なんと!あれほど頑固だった皮疹が見事にキレイになり
始めました。以前は同じ治療を施していてもおよそ反応が悪かったのに、どんどん
痒疹が消退し始めたのです。これには正直云って私自身がビックリしましたが、
「もっと早く、パッチテストして原因をしっかり調べてくれなくちゃダメですね」
と、Mさんに嬉しそうではあるが少々恨めしく云われた時には、長い間痒みで悩ま
せてしまって本当に申し訳なく思いました。
(こころよく治療に協力して下さった歯科の先生にも感謝して居ります)

現在、Mさんは歯科の先生の勧めもあって、1年程、仮の歯冠をかぶせておき皮疹
消退の様子をみて別の対策を考えて頂くことにしています。

やはり、原因検索は諦めずにひとつひとつやってみることが大事であることを
痛感した次第です。
9名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 20:33
金属の代わりに使われている材質には、プラスチック、セラミック、その中間の特徴をもつグラスという新しい素材があります。またチタンは金属ですが、金属アレルギーが起きない、生体にとってやさしい材料であることが知られています。

レジンなどのプラスチックは、白色なので前歯などの治療によく使われます。しかし強度的に弱い材質なので、強いカのかかる奥歯にはあまり適しません。また、変色しやすいという欠点があります。

それに対してセラミックは歯と同じくらいの強度を持ち、一度入れたものは変色したり摩耗することなく、長持ちします。しかも色や形を自在に加工でき、自然の歯に限りなく近くできますから、いまもっとも進んだ材料といえます。

グラスという材質も天然歯と同じような色調が出て、固さもじゅうぶんある素材です。アメリカでは金属に代わる材料として最近注目を集めていますが、日本でもここ数年で普及してくる材料だと思います。ですから現在、歯の治療に使う材料としては、セラミック以上のものはないでしょう。セラミックなら、金属アレルギーが起きないばかりでなく、先ほどの質問にあった歯ぐきの黒ずみも起きることはありません。
10名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 20:54
なんか不安になってきた・・・。
生まれ付きアトピーで治っていたのに
高校くらいから再発したのもしかしたら
歯科金属のせいもあるかも。。
やっぱりパッチテスト受けた方がいいのかも。
11名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:21
私も不安になってきた。
24才で発症したし。

これってパッチテストじゃないとダメなのかな?
血液検査はダメなの?
12名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:34
Q12.金属アレルギーの私は歯科の治療は保険外なの?
いいえ、そうとは限りません。
 アレルギーはいろいろな原因が引き起こします。冷たい空気であったり、草木、皮革、食べ物、薬、金属等々です。症状もいろいろあり、アレルギーは、起こり方からT型からW型迄の4種類に分かれています。
 ネックレスやピアスなどで、湿疹が出たり、水疱が出る方は金属アレルギーがあるかもしれません。ただし汗などで、「あせも」や「ただれ」で、その場所にかゆみが出たりすることもあります。皮膚科に行かれて、診断していただくことが、最良と思います。
 金属アレルギーも特定の金属に対してアレルギーが出るわけですので、その金属を特定することが大事になります。歯科で現在使われている金属は約?種類と言われています。皮膚科ではパッチテストであなたのアレルゲンである金属を特定することができます。
 もし、保険の金属がアレルゲンであれば、自費の金属を使わなければならないし、また自費の金属がアレルゲンであれば、保険の金属を含めたほかの金属を使って、かぶせたり、つめたりするようになります。
 また、口の中に、いろいろな種類の金属でかぶせたり、つめたりしていると、「ガルバニック・ショック」といって、電流様のものが走ることがあり、体にとってあまり良いことではありません。一度歯科医院を訪れて確認してもらってはいかがでしょう。
13名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:39
パッチテストが一番!3日から1週間かかるが、一生付き合うよりましだ。
14名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:45
「パラジュウムアレルギーだと思うんです。いろいろと症状に思い当たるところがあるので、かぶっている銀歯をぜんぶ外してもらいたいんです」
 週刊誌には金属によるアレルギーの特集記事が載っていて、とくにパラジュウムが大きく扱われている。確かにパラジュウムは歯科用に多く使われている。しかし、話を聞いてみると、かんじんのアレルギーの症状はまったくなくて、副次的にでてくる精神的な症状のみあてはまる。これでは金属アレルギーとは思えない。医学情報過敏症とでも言ったほうがいいだろう。
 アレルギーをおこしやすい金属にはパラジュウムをはじめニッケル、クロムなどがある。それらよりも頻度は少なくなるが、亜鉛、銅などでもアレルギーはおこるし、ほとんどすべての金属がアレルギーの原因になりうる。
 歯科で使われる金属はおおまかに三つの系統に分けられる。金や白金を主成分とした貴金属、銀を主体とした銀合金、ニッケルとクロムやコバルトを成分とするステンレス系の三つである。金合金にしても純金では硬さが不足するので、小量の銅やパラジュウムなどを配合してある。銀合金にも銅・亜鉛・錫・パラジュウムなどが加えられている。
 いちばん安全と考えられるのは純チタンだが、溶融温度が高いうえに硬くて加工がむずかしく、歯科用には使われ始めたばかりで、まだ普及していない。
 いずれにしても、金属アレルギーは皮膚科でパッチテストという検査を受ければ分かることなので、週刊誌の記事で心配するよりも、検査を受けて確かめるのが先である。
15名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:45
病巣感染や細菌・金属アレルギーに対して一般開業歯科医師サイドの認識が薄い為、皮膚科医師とのコンタクトが不十分

パッチテスト試薬の不備使用方法が繁雑
一般に販売されでいる試薬は大部分が鳥居薬品より販売されている物ですが歯科使用金属の全部を網羅していないので特に歯料で使用頻度の高いと思われる金銀パラジュウム等に対しては自歯科医院にて作成せねばならず実施が困難歯科使用金属パッチテストセット等の市販が望まれる。

皮膚科の先生に歯科使用金属に対しての認識が薄い
口腔内で銀色をしている金属はニッケルだと安易に判断され、ニッケルのみのパッチテスト陽性で歯科使用金属が原因だと言われ患者が歯科に不信を持って受診するケースが有る。
16名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:47
17名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:58
18名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:59
抄録:
 当科で金属アレルギーの治療を開始して以来、平成2年2月から平成8年2月までに133名が来院している。このうち、平成7年10月までにパッチテスト及び口腔内使用合金の元素分析共に終了した102名と、使用合金の除去を終了した33名の治療効果について臨床統計学的に検討した。来院患者の内訳は男性31名、女性71名で、パッチテストの結果感作陽性と判定されたのは80名(78.4%)であった。このうち口腔内にアレルゲン金属が存在したのは57名(55.9%)であった。主たる症状から診断された疾患は掌蹠膿疱症が30例と最も多く、皮膚炎・湿疹28例、舌痛症・burningmouth syndrome19例、扁平苔癬・口腔扁平苔癬15例、口内炎8例であった。アレルゲン金属の除去を終了した33症例のうち何らかの症状軽減効果が得られたのは27例(81.8%)であった。除去後の症状が不変だったものは、6例であった。アレルゲン金属除去後は純チタン、金銀パラジウム合金にて再修復を行った。除去有効だった症例に除去後の再発はなく、これらの症例では原因として口腔内使用金属が関与した、歯科金属アレルギーが疑われた。
19名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 21:59
20名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 22:00
人の体はあらゆる物質に対してアレルギー反応をおこす可能性があります。(感作といいます)まれなことですが、歯科治療に使う金属や高分子化合物に対しても感作をすることがあります。口の中に金属がはいっているから感作するとは限りません。日常生活で人はいろいろな金属に触れる機会があります。腕時計、硬貨、鞄の把っ手、装身具などなど。それらに触れているうちに感作してしまうことも多いのです。その金属には、水銀、スズ、ニッケル、コバルト、クロム、銅、パラジウム、銀、金など、歯科治療に使用するあらゆるものがあります。ひとたび感作をおこすと、こんどは口の中の歯科治療に使用した金属からの普段は問題にならないほどの極微量の溶出イオンが体内に入る事によって病気がおこる可能性があります。(因果関係を断定する事は難しいのですが)それらは、口の中の粘膜や、皮膚あるいは肛門の粘膜などにいろいろな難治性疾患という形ででることが報告されています。


金属アレルギーの検査法

代表的なものにパッチテストというものがあります。感作が疑われる金属のイオンを含む溶液を背中の皮膚などに特殊な「ばんそうこう」で張り付けて、2、3日後に皮膚の反応を見るものです。また、血液を採取してその中の免疫に関係する細胞の金属イオンにたいする反応を調べる検査もあります。それによってある種の金属に感作していることが分かった場合、口の中の金属を微量削り取って元素分析と言う検査をすることもあります。これは、口の中に使われている合金に本当に感作している金属が含まれているかどうか調べる為です。また、それによって感作が疑われた歯科金属の除去した後の病気の変化を見る事も診断のうら付けとします。なかには除去直後、再燃現象といいますが、症状が一時的に激しくなる事もあります。


口の中の金属の除去

金属が除去時に飛び散らないように歯の周りにラバーダムと言うゴムのシートをかぶせます。口腔外バキュームをして削った粉じんを吸い取ります。除去した後には感作している金属を含有していない合金、セラミックなどを代替します。
21名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/16(月) 22:31
他スレ「歯科金属とアトピー」が参考になると思うよ。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=atopi&key=963896439&ls=50
22名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/18(水) 02:30
自作自演臭いがとても参考になりました。

ありがとう。。。。。。。。。。
23名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/18(水) 22:16
どういたしまして。
24名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/23(月) 16:07
(・∀・)ジサクジエン アゲ!
25名無しさん@まいぺ〜す:2001/07/24(火) 21:54
僕も明日歯医者行ってきます。
26名無しさん@まいぺ〜す:2001/08/15(水) 04:57
すごく参考になったので上げときます。
27名無しさん@まいぺ〜す