1 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/12(水) 21:19:22.61 ID:PHwfH6SQ
アトピー性皮膚炎「脱出」へ 心のケアも大切
産経新聞 9月12日(水)9時10分配信
アトピー性皮膚炎の患者は全国で約35万人といわれる。近年は、患者数の増加と
ともに大人になっても悩まされる人も多い。薬を正しく使うとともに、心理的な
アプローチも大切だという。(戸谷真美)
◆分かっていても
アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能がほころび、侵入する抗原を防ごうとする
体の免疫機能によって、炎症やかゆみを引き起こす。かくと皮膚の組織がさらに
ダメージを受け、炎症が広がってしまう。ただ、「分かっていてもやめられない」
「眠っている間にかいてしまう」という人は多い。
東京慈恵会医科大付属第三病院皮膚科診療部長の上出(かみで)良一教授は
「患者の中には、かゆくなくても無意識にかいてしまう動作(嗜癖的掻破
(しへきてきそうは))がある人が多い。不安だったり、逆にほっとしたり
したときです。かくという行為が、安心、ストレス解消につながってしまう」
と話す。
(続く)
2 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/12(水) 21:20:08.29 ID:PHwfH6SQ
ストレスなどによる嗜癖的掻破がアトピーを悪化させ、治りにくくしている面が
あるとして、上出教授は外来での初診時、少なくとも15分程度の問診を行って
いる。家族や学校、職場といった生活環境全般についても聞く。「一番つらいと
感じている話題に触れると、無意識にかこうとするしぐさが出る。ストレスを
なくすのは無理でも、それに気づくだけで嗜癖的掻破を減らすことができる。
アトピーは禁煙同様、『治す』というより『抜け出す』病気だと考えています」
症状がひどく、引きこもりがちだったり、鬱になったりしてしまう人もいるが、
「専門的な精神ケアが必要な人はそんなにいない。特に子供は、できなかった
ことを指摘して『頑張れ』というより、できたことを褒めた方が治療に前向き
になる」と上出教授。
(続く)
3 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/12(水) 21:22:44.77 ID:PHwfH6SQ
◆ステロイドへの誤解
他の皮膚疾患に比べ、情報があふれているのもアトピーの特徴。ステロイド外用薬
の使用は、日本皮膚科学会や日本アレルギー学会による診療ガイドラインで中心に
位置づけられ、正しく使えば効果は高い。だが、「怖い」という声は強く、インター
ネットの普及が情報の混乱に拍車をかけている。
ステロイド外用薬は通常、指先から第一関節までの量を大人の手のひら2つ分を
目安に塗る。しかし、怖い薬という思い込みから量が少なく、結果として「塗って
いるのに効かない」という誤解を生む。また、ステロイドで改善しても、自己判断で
塗るのをやめたり、量を減らしたりすると、皮膚の奥には炎症が残っているため、
再び悪化してしまう。肌がしっとりした手触りになるまでは薬を使い、赤みが消えても
乾燥しているうちは保湿剤だけのケアは危険だ。
診察時間が限られ、正しい薬の使い方やケアの仕方を伝えきれない医師も多い。上出教授は
17年前から月に1度のペースで、患者やその家族が集まる「アトピーカフェ」
(http://atopy.com/)を開いている。同院で診察を受けていなくても参加でき、
症状や経験、疑問など語り合い、スキンケアの方法などを学べる。
(続く)
4 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/12(水) 21:24:57.99 ID:PHwfH6SQ
■病状の診断に血液検査
アトピー性皮膚炎の病状把握では、総合的なアレルギー反応を調べる
血清総IgE値▽好酸球(白血球の一種で炎症の程度を把握)▽LDH
(炎症で細胞が破壊されると生成される酵素)▽TARC値(炎症を
起こしている場所に細胞を呼び集める因子)−をそれぞれ血液検査で調べる。
平成20年に保険適用となったTARC値検査はアトピーの重症度を測る指標。
糖尿病におけるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)値のように、測定時
ではなく一定期間の病状が把握できるため、ステロイド外用薬などの処方の目安に
利用されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120912-00000509-san-soci
5 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/12(水) 21:33:22.66 ID:PHwfH6SQ
しかし、相変わらず、皮膚科の学会って、患者置き去りだよな。
お前等、この上出教授とか言う奴に怒りのメッセージ書き込め。
ある程度、貯まったら、J-Castに通報して、「患者からの反論」
としてやる。
ちなみにこれはニュー速のURL
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1347451226/l50 ーーーーーー
まず、俺から。
「ステロイド怖い」って何も根拠無く発生したわけじゃなくて、医者の言う通りに
ステロイドを使用して、改善しなかった奴が一定数いるから、そこから「ステロイドじゃ
治らない」「かえって悪化した」声が出て来たんだよ。
「掻くと悪化する」とか、もう、アトピー患者にとっては「まだ、そんな事言ってるの」
という感想なんだが。アトピーが発症しているところは軽くこすっただけで一気に炎症を
起こすし、発症していないところはどれだけ掻いても、何ともないんだよな。
しかも、「心のケアの中身」が結局、「きちんと、ステ使え」「掻くな」って
そんなの全然、”心のケア”じゃないだろ。
6 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/12(水) 21:38:04.24 ID:PHwfH6SQ
他スレからのコピペ
1 :名無しさん@まいぺ〜す:02/07/07 15:05 ID:aYO8onZr
ステ塗ってたころ、@Pが治らないため医者に聞いてみました。
自分「治らないんですけど。」
医者「ちゃんとぬってんの?」
自分「塗ってます。ほんとに塗ってれば治るんですか?」
医者「・・・・」
7 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/12(水) 21:41:05.92 ID:PHwfH6SQ
数学の問題が解けないときアトピーの患部が痒くなる
あと寝ようとして心が緩むとき
空手の組手をやっている最中にかゆみは感じない
皮膚は第二の脳ともういうしね
>>1 乙。こういうニュースだけ集めたスレがあればなあと思ってました。これからも続くの?
>結果として「塗っているのに効かない」
炎症の大きさに対してステの強さが足りない場合、
塗っても塗っても炎症に追いつかなくて悪化傾向になるケースがあると思う。
11 :
名無しさん@まいぺ〜す:2012/09/13(木) 22:08:26.27 ID:wOQzynuq
>>10 うん、毎回、気付いた人がニュースを貼れば良いんじゃないかなー。
ってか、思ったより盛り上がらないね。
俺はこの動きを見過ごすと皮膚科学会の連中が
「アトピーはステで治るから、それ以上の研究の必要は無い。治らないのは患者のメンタルの
部分の問題」って言い出すから、見過ごしちゃ駄目だと思うんだけどね。
日本人は欧米人に比べると権利意識が弱いのかなー。
(まあ、それはそれで良い事もあるだろうけど)
>>11 多分、↓のスレと多少かぶってるからかなあ。
やっと治る!新開発アトピー治療薬!その2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/atopi/1127832117/ こっちのスレは一般的なニュースのコピペでいいかもね。
個人的には、学問の観点からだとまだ解明されてない点が多いっていうのと、
医療ビジネスの観点からだと根本的治療ができる薬を開発できれば利益も大きいだろう、
ってところからまだまだ研究は進められると思ってる。
すぐには出来ないだろうけどこれから生まれる子供の世代はこの苦しみに合わないようにして欲しいぜ
ぜんそく持つ妊婦の飲酒で子供のアトピーリスク増加
http://kenko100.jp/news/2012/08/22/02 アトピー性皮膚炎はここ数十年、先進国で4倍に増加している一方、発展途上国では
少ないといわれており、体質や遺伝のほか、環境的な要因が影響していると考えられている。
デンマーク・コペンハーゲン大学ゲントフテ病院のCharlotte Giwercman Carson氏らは、
子供411人を出生時から追跡した研究を分析した結果、ぜんそくにかかったことのある
女性が妊娠中に飲酒した場合、その子供が7歳までにアトピー性皮膚炎を
発症する可能性が高まると、8月15日付の米科学誌「PLoS One」(2012; 7: e42710)に報告した。
ぜんそくにかかったことがある母を持つ、1998年8月〜2001年12月にコペンハーゲン地域で
生まれた子供411人について、6カ月ごとに来院(アトピー性皮膚炎の状態が急に悪くなった
場合は別に)してもらい、7年間追跡。妊娠中の飲酒による子供への影響を解析した。
飲酒は、12グラムのアルコール摂取を「1回」(ビール350ミリリットル、ワインのグラス1杯に相当)
と定義。母親の26%が妊娠期に飲酒しており、平均飲酒量は妊娠初期で週1.55回、妊娠中期で
週1.44回、妊娠後期で週1.51回だった。411人のうち177人(43%)が7歳までにアトピー性皮膚炎を
発症し、母親の飲酒率は発症した子供で31%、発症していない子供で23%だったという。
(つづき)
発症年齢による分析の結果、妊娠中の飲酒は全期間を通して子供のアトピー性皮膚炎発症の
増加に関連しており、母親が妊娠中に飲酒していなかった子供と比べ、7歳までの発症リスクは
1.44倍だった。母親の喫煙習慣や教育、アトピー性皮膚炎を除いて分析しても結果は変わらなかった。
今回の研究では、全ての母親にぜんそくの既往があり、全ての子供が在胎35週以上で、
先天異常や全身疾患、人工呼吸器の使用歴や下気道感染のない人を対象としていた。
そのためCarson氏らは、特定の集団で得られた関連であり、この結果をそのまま他の集団に
当てはめることはできないと断っている。
同氏らによると、飲酒によって免疫をつかさどる「ヘルパーT細胞」などに変化がもたらされる
という。しかし、妊娠中の飲酒が子供のアトピー性皮膚炎リスクを高める仕組みについては
不明であり、今後の研究課題としている。
(ここまで)
おめでとうございます