>>703 アトピーとは別な例で恐縮ですが、私の母はかれこれ30年来、心臓の僧坊弁弁膜症を
患っておりまして、25年ほど前に、心臓疾患の治療ではおそらく国内最高の病院で、
弁形成の手術を受けました。ところが、2〜3年前からまた体調が思わしくなく、
血圧や血流を整える薬を大量に常用しておりました。
で、昨年、長年お世話になっていた主治医の先生が定年で退職されて、それを機会に
国内No.2の病院に転院しましたところ、新しい主治医の先生は、診察するなり、
「どうしてもっと早く(=少なくとも5年前ぐらいに)人工弁に置換しなかったんだ!」と
半ば怒るように言われました。
母がもう高齢であることもあり、おそらく前の先生は、このまま再手術せずに
薬によるコントロールで逃げ切れれば。。。と考えておられたようですが、新しい
主治医の先生から見れば、それは到底無理、という判断でした。
結果的に、母は今年の正月明けに心臓から飛んだ血栓のため腸間膜血栓を起こし、
小腸の半分を切除する羽目になりました。
今、心臓の再手術ができるように体力の回復を待っている状態ですが、
いずれにせよ、寿命が縮まったのは、誰の目から見ても明らかです。
こうなった今では、もっと早く、別の医師の意見も聞いておけばよかったと
後悔するばかりです。とくに、最初の病院と、今の病院とは、地理的には
3kmほどしか離れていないのです。
それでも、最初の主治医の先生は、その先生なりのご経験から下されたご判断
だったでしょうし、誰が悪かったと責めることが出来ないのもまた事実です。
もちろん皮膚科の問題は、もっともっと低レベルな部分も多々あるかも知れませんが。。。